【フェアリーテイル】可愛い水竜と不器用な雷竜第２章 (ページ33)

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さようなら、ウルティアページ33

ティアレス「!」
スティング「どうしたティアレス」
ティアレス「スティング、ちょっと行ってくる」
するとティアレスは走って何処かに行った。
ウェンディ「どうしたんでしょうか」
ルーシィ「さぁ」
ー広場リ・イン・クリスタルの時計台前にてー
ー視点無しー
ティアレス「ウルティア・・・」
ウルティア「あら、ティアレスじゃない。どうしたのよ、此処に来て」
ティアレス「どうしたのよじゃない。ねぇ、ウルティア・・・貴女今から、【時のアーク“ラストエイジス”】を使おうとしてるよね？」
ウルティア「へぇ・・・知ってるのね」
ティアレス「その魔法は、術者の寿命と引き換えに世界の時を戻す魔法。どうしてそんな危険な魔法を使うの？」
ウルティア「・・・さっきね、グレイが死んだの」
ティアレス「え・・・グレイが？」
ウルティア「ええ、小型にやられてね」
ティアレス「なるほど・・・だから時を戻し、グレイが死んだのを無かった事にしようと」
ウルティア「そうよ。私の命一つで、誰かの命を救えるなら・・・それは私の本望なの」
ティアレス「ウルティア・・・」
ウルティア「最期に貴女に会えて良かったわ。ティアレス」
ティアレス「え？どういう事？」