半端者の居場所【東京喰種】

居場所22 ページ26

「…はぁ…終わったー…疲れたな…」


ジメジメとしたアジトの中を歩いていく

あっちに瓦礫とかあるじゃん…片付けないのかな…


「あ、Aちゃん、おかえりー」

「！エトちゃん！ただいまー」


トテトテ歩いてきてる…可愛い…←

天使だな…←


「…………Aちゃん。何か…あった…？」


！！…気づかれたのかな…でも隠し通さないと…

梟が〜…なんて言えないし…


「…そんなことないよ！大丈夫！」

「………………ふーん…分かった…あ、そうだ。アヤトくんが呼んでたよ」


アヤトが…？どうしたんだろ…？


「うん、分かった…ありがとう！」

「どう致しまーして！」


それにしても…アヤトが私のこと呼ぶとか…なにかあったのかな…


っと…アヤトの部屋は…ここだね…


コンコンッ


「あ…アヤトく…じゃなくて…アヤトーいる…？」

「…Aか…？…入れ」

「うん…っ」


ドアを開けるとアヤトの部屋

普通の男の子みたいな部屋なんだね…って、当たり前か…


「お前…白鳩になにか言われたか…？」

「…何も…ないけど…？」


アヤトまでが勘付いているんですねわかります←

私そんな顔に出てたかな…？


「…そうか…」

「うん…大丈夫だよ」


「………」
「………(´･_･`)」←


何この沈黙！悲しいよ！誰か救世主！help！←

するとスカートのポケットからバイブ音がした

良かった！抜け出せる！←


「ごめんね…ちょっと電話……げっ…」


宇井さんじゃないっすか…←


「もしもし…宇井さん？どうしたんです？」

『あー、もしもし？ごめん、家でゆっくりしてるとこ悪いんだけどCCGにもう一回来てくれる？緊急会議があるんだって』

「…もう一回…ですか…？」

あ"ー…！せっかくゆっくりしようと思ったのに…！

「うー…わっかりました…いきます…」

『それじゃ』


…はぁ……せっかくのゆっくりタイムが…←

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