ハピネス様のリクエストです！ ページ23
【グレるりん終了のお知らせ】
ーーーーーダンッ！！
グレるりん「Σひ、ひぃっ！？」
「もう一度聞きんす。わっちの友人であるイガイガグリ泣かせたのは、ぬしで間違いありんせんね？」
グレるりん「し、知らねえよ！俺が泣かせたって証拠はあんのかよ！？」
グレるりんはAに反抗的な態度を示したが、恐怖のあまり足が震えていてもはや虚勢であることは目に見えている。
「ほお？証拠でありんすか？……証拠ならぬしのそのポケットの中にある髪飾りで充分じゃ」
グレるりんのズボンのポケットからはみ出ているピンクのリボン……それは間違いなく、Aがイガイガグリにあげた髪飾りであった。
グレるりん「！こ、これは……」
「友は目を赤く腫らしながらわっちに縋ってきんしたわ。…大切な髪飾りを馬鹿にされたうえ、ぬしに無理矢理奪われたとな…」
ギロリと殺気立った目でグレるりんを睨むAに、もう逃げ場はグレるりんは悟った。
グレるりん「っ……お、俺は何も悪くねえ！悪いのは全部あいつの方だろう！！？」
「……なんじゃと？」
グレるりん「だってそうだろう！？男のクセして、あんな女物の髪飾り付けてるなんて可笑しいじゃねえか！可笑しい上に似合わねえなんて、笑い者以外の何もねでもねえじゃねえか！！」
ゲラゲラと笑いながらイガイガグリの悪口を言うグレるりんを…Aはただ黙って見ていた。
グレるりん「本当にあれは滑稽だったぜ！泣きながら返してよ！って縋って来やがって！男のクセに馬鹿みてえ『阿呆なのは貴様の方じゃ』あぁ！？んだと！！」
「あの子のどこを見てそんな事が言えるのかは分かりんせんが……一つ冥土の土産として教えてあげんす」
Aの周りを漂っていた黒炎が、一点に集まりグレるりんの頭上で巨大化する。
「あの子は正真正銘のおなごじゃ。寝言は寝て言えこのすっとこどっこい！！」
グレるりん「ぎ、ぎゃあぁあぁあぁぁあああ！！！」
グレるりんは黒炎の中に消えていったそうな……
ーーーーーーーーーーー
イガ「う、うう……」
「もう、折角取り返したのでありんすからもっと笑ってくんなんし」
イガ「やっぱり、僕には似合わないのかな…」
「馬鹿の言うことになどほっとけばいいのじゃ。…ほれ、やっぱり似合ってるでありんすよ」
そう言ってイガイガグリの頭を撫でれば、ようやく可愛い笑顔で笑ってくれた。
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吹雪@元百鬼蘭.° - おおっ!後編ですか…!!楽しみに待ってます!(^^* (2015年10月28日 0時) (
レス) id: 4ea06a141b (このIDを非表示/違反報告)
ドS王子LOVE - 夢主かっこいいです！オロチとか超かわいい！更新頑張ってくださいね！ (2015年10月11日 12時) (レス) id: 52660d2b3d (このIDを非表示/違反報告)
加州 - 最新頑張ってください...楽しみにしてます(にっこり (2015年10月9日 23時) (レス) id: 000de04641 (このIDを非表示/違反報告)
百鬼蘭.° - おぉ！一人称がここの夢主さんと同じだ！！嬉しいぞ！(^^* (2015年10月6日 22時) (レス) id: 4ea06a141b (このIDを非表示/違反報告)
くぅさん - 犬神は...犬神はは一体黒狐のなんなんだｧｧ！！更新楽しみに待っています！ (2015年10月4日 2時) (レス) id: 09a2c937ed (このIDを非表示/違反報告)
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