【妖怪ウォッチ】黒狐は九尾の狐をおちょくるのがお好き。2

四十九の巻 わっちとゲラゲラ奈落リゾート ページ1

「ゲラゲラ奈落リゾート…でありんすか？」


文花「うん！ウィスパーが抽選で当てたみたいなの！だからこれからみんなで行く予定なんだけど、良かったらAも一緒に行かない？」


オロチ「温泉などもあるみたいですよ」



キュウビ「僕は文花と二人っきりで行きたかったんですけど…」



ウィスパー「ウィッス！とても楽しい所ですから、ぜひAさんもご一緒に行きましょうではありませんか！！」


「ふむ…ではわっちも同行してもよろしいでありんすか？」


文花「うん！もちろんだよ！」


ウィスパー「それでは早速、レッツゴーです！」


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「……のうウィスパーよ。わっちらはここに、遊びにきたのでありんすよねぇ…？」


ウィスパー「Σそ、そうでウィス……」


ジバニャン「じゃあニャンで俺っち達がでんじんをわざわざ探す羽目になるニャン！俺っち達は客ニャンよ！お客様は神様じゃないのかニャン！！？」


キュウビ「全くもってその通りですよ！これでは話が違うじゃありませんか！！」



ウィスパー「ひ、ひいいいいい！！わ、私に申されましてもぉおおお！」


文花「ま、まあまあみんな落ち着いて…；とにかく、でんじんが居ないとアトラクションも動かないんだし、ここはでんじんを頑張って見つけようよ！ね？」



「……はあ、それもそうでありんすね。」



キュウビ「ま、まあ文花そう言うのであれば…」


ジバニャン「こうなったらさっさとでんじんを見つけてやるニャン！」



オロチ「従業員の話によれば、どうやらでんじんはきもだ飯の方へ行ったらしいぞ」


「む、ちょこまかと動きおって…。いっその事見つけ次第足枷でもつけてカブキロイド殿につきだしてやろうかの？」



キュウビ「いちいち発想が恐ろしいですよA！」


「冗談でありんすよ」



文花「よーし！じゃあきもだ飯まで一気に走るよ！」


「「「「「おーーー！！」」」」」



「さっさと生け捕りにして、はよう温泉でくつろぎたいでありんす…」



その後、きもだ飯にいたでんじんに般若を後ろに控えさせたAが首を締めあげたのは、また別の話である…。

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