この命枯れるまで… (ページ2)

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「凛月、ちょっといいかえ？」

凛月「なに？俺忙しいんだけど」

「大事な話なんじゃ…」

凛月「…！分かったで、話って何？」

「我輩余命宣告された」

凛月「……は？」

「この前血吐いたじゃろ？

今日病院言ったら余命宣告されたんじゃよ」

凛月「え、は…冗談だよね？」

「冗談がよかったんじゃがのう…」

凛月「なんで…」

「あと二週間なんじゃと…」

凛月「嫌だよ…なんで……」

「凛月…泣かないでおくれ……」

凛月「置いてかないで…」

「凛月を連れてくことは出来んのう…」

凛月「…Aには話したの？」

「明日話すつもりじゃ…UNDEADの皆にも」

凛月「そう…」

泣かないでおくれ…

我輩だってまだ信じれんのじゃよ…

診断書があるからのう…

凛月…置いてくことを許しておくれ

「凛月や…久しぶりに一緒に寝んかのう？

一人は怖いんじゃよ…」

凛月「仕方ないから一緒に寝てあげるよ…」

「すまんのう…」

凛月side

なんで兄者なんだろう…

世界にはもっと他にもいるじゃん

なんでよりにもよって…

俺が兄者にできることってなんだろう…

＿なんて世界は残酷なんだろう