検索窓
今日:2 hit、昨日:15 hit、合計:118,361 hit

戻れない場所 六 ページ17

織「!」

坂「織田作さん?」

織「来い、A!」

もう一方の腕を掴まれ別方向に走ると

後ろで大きな爆発音が聞こえた

前方に窓が見えて

織「跳ぶぞ!」

坂「はいっ!?」

『へ……』

そのまま窓から跳ぶ

『痛ッ……』

坂「はぁ……はぁ……」

織「大丈夫か?」

『足を……』

これは……完全に折ってしまった

坂「……こんな冒険活劇、僕には無理です。でも、助かりました」

織「首領は何処まで知っているんだ?」

僕の足を気遣いながら織田作さんが聞く

坂「ほぼ全てです。ミミックに潜入した事を知っているのは首領だけでした」

織「首領が俺に安吾探しを命じたのは保証だな。俺なら真実を知らなくても迷わず安吾を助けると踏んだわけだ」

坂「早く報告しなくては。ミミックの長は危険な男で。ポートマフィアを完全に潰すつもりだ」

織「その長の名は」

坂「……長の名はジイド。強力な異能力者です。奴と戦ってはいけません。織田作さん、特に貴方は」

『どういう意味ですか?もしかして、何か織田作さんと因縁が?』

坂「……金庫に入っていたあの銃、グラオガイストは付蝶です。撃鉄に特別な彫り込みがあって、それがミミックの一員である事を証明します」

『ミミックとは……何者なのですか』

坂「戦場以外では生きられない、旧大戦の敗残兵です。彼らは今でも戦争に取りつかれていて______」

そこで坂口さんが茂みの方を見た

そのまま指をさし

坂「あれ、なんです?」

見てみると

織「鞠?」

綺麗な美しい鞠があった

戻れない場所 七→←戻れない場所 五



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (78 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
344人がお気に入り
設定タグ:文豪ストレイドッグス , 原作沿い   
作品ジャンル:その他
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

リュカ(プロフ) - 麗華三日月さん» 行ってらっしゃい!待ってますよ〜なんだか太宰さん達と一緒に行ってるみたいですね〜「今日は太宰がいないから仕事が進む」「国木田さん……言い過ぎです」探偵社はいつもより仕事が進んでますね〜 (2019年5月9日 14時) (レス) id: 23cb7545a0 (このIDを非表示/違反報告)
麗華三日月 - これから行ってきます。帰ってきたら又お話して下さい!「リュカちゃん、ちょっと待っててあげてくれるかい?」「リュカ、頼むな。お前も無理すんなよ。」それでは! (2019年5月9日 4時) (レス) id: c945dd784b (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - 麗華三日月さん» おお〜奈良が一緒ですね〜ええだいぶん進んできました!回想が結構考えてたんですよ。黒の時代が終わった後と一期の主人公って雰囲気が一寸違うのでその理由……って感じの回想です! (2019年5月8日 21時) (レス) id: 23cb7545a0 (このIDを非表示/違反報告)
麗華三日月 - 私は奈良、京都、大阪です!お話大分進んできましたね…姐さん、中也…あと、回想が何とも…続き楽しみだなぁ〜 (2019年5月8日 21時) (レス) id: c945dd784b (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - 麗華三日月さん» いえいえ〜私は東大寺に行きますよ〜奈良です!セイレーンさんはどちらへ? (2019年5月8日 17時) (レス) id: 23cb7545a0 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:リュカ | 作成日時:2019年5月1日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。