【ヒロアカ】加賀美さんは爆豪くんの幼馴染 (ページ45)

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第４３話ページ45

…は？、何だって？
重力使いじゃなくて、僕と同じ個性だって？
だから障害物競争で最初、中下位にいて、僕らの存在に気付き、他のA組の個性の公開を避け、僕らに重力使いだと思い込ませた
分かった上で、乗って利用したってことか僕の作戦を

それに、彼女の個性が僕と同じ、他人がいなければ無個性と同等の個性ってことはそれをコピーした僕も今無個性ってことなんだろう
彼女の個性はもちろん、他の爆豪や切島の個性も使える気がしない

すると、凡戸が切島の足元をボンドで固めた

｢物間！後は逃げ切るだけだ！このポイントなら確実に4位以内に入る！｣

｢そうだね、｣

そうだ、これ以上ハチマキを捕らなくても今持っているハチマキさえ守れば決勝に行ける。こっちには円場がいる
彼女のことは気になるけど、逃げに徹しよう

｢待てコラ！｣

｢あ、怒らないでね。煽ったのは君だろう？宣誓で何て言ってたっけ…恥ずかしいやつ…ん～、まぁいいや。お疲れ！｣

こっちは僕の煽りにまんまと乗って、顔を歪ませる。やっぱり僕はこっちがいい、される側になんてなりたくない

｢物間！どうだ？
A組の奴、お前と個性同じなんだから使えないんだろう？けど、お前の個性は触れた奴の個性を5分間使い放題なんだから爆豪とかの個性は使えるんじゃないのか？｣

｢あぁ、あっちにも個性をコピーされた時に試したが、他の個性も使え、なく、｣

！？
使えた、さっきまで使えなかったのに

僕の腕は硬くなっていた