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天羽組4&京極組 ページ23

亘清

「家族だからと言って貶していい理由にはならないでしょ」


これは何を言っても伝わらないと感じた亘清さんはAさんを連れてその場から立ち去ろうとするも

「待ってよ…今から悪いところ全部治すから!!だから見捨てないで!!」

もう片方の腕にしがみつきながら必死に訴える桜。

そんな泣きながら訴える彼女に真剣な眼差しで彼はこう言います。

亘清「貴女がどんなにたくさんの努力したとしてもAさんから離れるなんてことしません。だから諦めてください」

桜がショックを受けているその隙に掴まれた腕を振りほどきます。

その言葉には桜に対するイメージは最悪で好きになることは絶対にないという意味が含まれていました。



阿久津

「その辺にしていただけないだろか」

殴りかかろうとする妹の手を掴みながら身を呈してAさんを守る阿久津さん。


阿久津「悪いが金輪際俺達の前で姿を見せないでくれ…分かったな?」

「ひぃ…!?」

あまりの圧に耐えきれなくなった妹は急いでその場から立ち去ります。

今まで低姿勢で桜のアプローチを断っていたのは
穏便に済ませようと考えていたから。

ただ彼女に直接の危害を加えると分かれば
回りくどいことはせず最小限の脅しをします


久我

「いい大人がまさかそんなガキみたいなことするなんてな…」

心底呆れたような表情で苦言を呈すると分かりやすく狼狽える紫。

「ガキだなんて、そんなことないわ…私はあなたのためを思って…」

しかし気が動転しているにも関わらず
それでも久我さんへのアプローチを続行しようとする為、

久我「悪いが他をあたってくれ、俺はアンタに構うほど暇じゃないんだ」

やってられるかといわんばかりに冷たくあしらって紫をその場から退場させたのでした。



一条

「実の妹に対する随分ひでぇこと言うもんだな」

いつもの感じで話しているのに彼の声音からはしっかり怒りが含まれていました。

それを察した紫は先程まで饒舌に話していた口が大人しくなっていると…

一条「どうした…まだ言い足りないのなら遠慮することないぞ?」

「い…いえ、もう十分です!」

悪いことに関して勘が鋭い紫はそそくさとその場から離れていき、

その後毎日のように続けていたAさんに対する嫌がらせがパタリとなくなったそうな。

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バイ(プロフ) - 怜希さん» そう言っていただけて嬉しいです! (1月8日 22時) (レス) id: 1753987474 (このIDを非表示/違反報告)
バイ(プロフ) - 怜希さん» みなさんお気をつけて! (1月8日 22時) (レス) id: 1753987474 (このIDを非表示/違反報告)
怜希(プロフ) - バイさん» 野菜ジュースのリクエストホント大笑いです。普段厳しい人でも焦るのはミモノです。天羽御三家と流川君がとても笑えました。みんなも野菜ジュース、トマト缶の扱い気をつけましょう (1月8日 21時) (レス) id: 67486bf44a (このIDを非表示/違反報告)
シャリファ(プロフ) - バイさん» ですね。それで平気で人を見下して…恥ずかしくないんでしょうかねそういう人たちって… (12月20日 20時) (レス) id: d94d66ff3c (このIDを非表示/違反報告)
バイ(プロフ) - シャリファさん» いますね…。私もこういう人いそうだなと思いながら書いていました (12月20日 20時) (レス) id: 1753987474 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:バイ | 作成日時:2023年11月24日 12時

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