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▽____ ページ48

デパート内を駆け足で三階から駐車場の五階へ向かう。



運の悪いことにエレベーターは人数オーバーで入れず、エスカレーターはメンテナンスが入っていた。



カツンカツンと一人もすれ違わずに階段を上り、車を置いた場所まで向かおうと右折した時、



「 だ、だから人を待ってて … 」


「 大丈夫大丈夫!少し遊ぶだけ! 」


「 やめてください! 」



あの星空の下で久しぶりに彼女の声を聞いたあの感覚が蘇る。



声の聞こえる方へ無我夢中で駆け寄る。──案の定彼女が三人組の男性に包囲されていた。



割って入り込んで彼女の前に立ち、触れさせてやらないとばかりに彼女を背後に隠す。



八野「 俺の、なんで。… 失礼。」



アイツらの視界に彼女を入れさせないようにしながら車内に入る。



鍵を閉めてすぐ様頭を下げる。本当は土下座でも足りないぐらい。



私「 も、もう顔上げて … ね? 」



ゆっくりと、鉛でも抱えてる気分で面を上げる。



恐怖のあまり涙でぐじゃぐじゃだとか、トラウマを作ったように青白い顔になっていたのかと思いきや、Aはなぜか照れてるように見えた。



私「 ………… うっ、な、なに? 」


八野「 … なんで照れて … あ゙っ!?おい!あの中に好みの男性でも居たか!? 」



敗北。脳内でつらづらと嫉妬で溢れた感情を言葉にする。



私「 ええ!?ち、違います! … その、ね、俺のって言ってくれたのが … ん〜ふふ、嬉しくて 」


八野「 あっ ………… そ、そう、なの? 」



予想外のところに恥じらいをみせ、熱を隠すように頬を抑える。



あーあ、帰りたくない。

▽____→←Mine



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作者名: | 作成日時:2019年2月2日 2時

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