【黒バス】男子寮の新しい寮生は“男装”少女でした。~second story~

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紫原「ねぇ、


Aちんって、好きなヤツいるの？」




貴女「……へ？」






すすすす、好きな人！？




え、いきなり！？






貴女「な、なに？いきなり……」




紫原「いるのー？」




貴女「い、いないけど」





彼氏なんてできたことないし、そもそも、“好き”っていう感情がよくわからない。






紫原「ふーん……」






いや、ふーん、て。






貴女「……あっくんは？」




紫原「え？」




貴女「あっくんは、好きな人、いるの？」





あれ、そういえば、こんな女の子みたいな話するの物凄く久しぶりかも……。





紫原「んー……






好きかもしれないコはいるけど……」




なに！？




貴女「えっ！どんな子！？」





あっくんの好きな子……すごく気になる！




ドキドキしながらあっくんの答えを待つ。







紫原「んー…………ヒミツ」




貴女「えー……」







ちょっと、知りたかったなぁ……。









そうこうしていると、いつの間にかチャイムが鳴り響いていた。




あ、身体検査終わった……。







紫原「さ、教室戻ろっかー！」




貴女「うん！」








無事に終えられて、良かった……。

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