ドS６人が鬱陶しい件について６

#story 6-10 ページ10

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さ)あっ、ベッドに下ろしちゃダメじゃん！！



うっかりかよ。


てか先生どうした。…いねぇわ。



さ)とりあえず水に浸せばいいかっ、



「よし」と言いながら私の腰に手を回し、私はそのまま ほぼさとみに体重を預け、保健室の端っこにある水道に向かった


私は腕をまくり、さとみは蛇口をひねった。その瞬間



ﾊﾞｷｯ..!!



さ)あ、_『え？』



ﾌﾞｯｼｬｧｧｯ!!_さ)うぉっ！？_『わぁっ！？』



蛇口が折れ、噴水状態。



『ちょっ、さとっ、とめろっ、！！』



さ)んなこと言われても、っ！_ｸﾞｯ



ｼｰﾝ...



近くにあったタオルで折れたところを押さえ、ひと時の沈黙が訪れた



さ)はぁ…はぁ…



『っはぁ……折れてる…』



良く見れば接続部分の金具がサビていた


なるほど


って納得できるか。


めっっっちゃクソ寒いんだが



『はっくしょん！！』



さ)ぶぇっくしょんっ！！っはぁ、うつった



『うつるわけねーだろ』



ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ!!_な)Aっ！！



『わお、びっくりしたー』



ジ)あれ、なんで濡れてるん？



る)さとみくんも…？



莉)え、蛇口ない…？え、折れてるっ！？



こ)はっw怪力やばw



『うっせバカ』



さ)そんなことより、これ、どーすんの



な)え、壊れちゃったの？壊しちゃったの？



『壊れた』



な)あー、壊しちゃったのか



『喧嘩売ってる？』



な)まぁまぁ、ここのスイッチ押せば水は止まるからね



そう言って電気のスイッチの横にある「水」と書かれたスイッチを押した


わかりやすいかよ。



さ)あっ、とまった



ハイテクすぎじゃん



ﾌﾞﾙｯ『っくしゅっ！！』



あー、やべ、クソ寒い


火傷の痛さより寒さで体が痛い


てか、さっきので火傷したところに水がうまい具合にかかったから、それはそれで良しか



莉)え、タイツも破れちゃってるじゃん！



『あー、うん、なんか破れた』



る)赤くなってますね…ちゃんと冷やしましたか？



『さっき冷やした』



ジ)不謹慎やけどめっちゃえろい



『ﾀﾋね』



こ)同じく



『頭沸いてんじゃねぇの』



さ)共感



『てめぇは黙ってろ』



元はと言えばお前のせい。



さ)(´・ω・｀)



な)とりあえず、服…いや、そのまえにあちゃんと冷やそっか。ベッドに座ってて



『ん』



そして水の入った桶のようなものとタオル、そしてガーゼとテープ


諸々合わせて私の周りに集まる地味に優秀な珍獣達



…まさかその従順な珍獣達が、数分後、自分に襲いかかるなんて、誰が思っただろうか、、、



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