ドS６人が鬱陶しい件について６

#story 6-6 ページ6

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莉)愛を謳ってぇ〜謳ってぇ〜雲の上〜ぇぇ〜…



『は、きも』



こ)きも



莉)なんでだよっ！！



こ)次A



『やd_莉)歌えそうなの入れといたから



いつの間に入れたんだか…。



『はぁ…ヒバナかい。いや英語無理じゃん』



こ)あっ、お疲れ様でぇすw



莉)お疲れ様でぇすw



『爆ぜろ』



こ)あwほらw始まるよ〜w



『…コンコン、優しくノックして、乗り込め、心の奪還戦…』



こ)おっw英語だ英語w



『完全、主義はスモーキーに…』


莉)ふぁいとーw



『Knock knock ! Let me go and get the ace』



こ)え？



『You’ll paint your face with tears that don't feel the same』



莉)え、



『Now Heart Reinforce’s up to end this game』



こ莉)…



『You'd better give up and throw your MP5 away』



『嗚呼、厭 どっちm_ﾎﾟﾁｯ_選んでぇ？』



少し聴きなれない機械音


どこから鳴ったかは分かる


予約するタブレットだ



ふとテレビの1番上を見ると、赤い枠に白文字で “ 演奏を停止します ” …だって



『なんでやねん』



ってツッコミ入れてしまうのも仕方ないよな



こ)お前予防線はったな？



『別に』



ちょっとくらい噛むかな〜？…なんて思って…。



莉)めっちゃうまかったし。すごいし。ムカつく。



『褒めてんのか貶してんのかどっちだよ』



こ)もういい。僕もヒバナ歌うし。



莉)俺もECHO歌うもん



『それは強い』




ー なんだかんだで数十分後 ー




『いやぁ〜それにしてもギャップボイスと高音女ボイスタッグはすげぇな』



地味に歌上手いのうざいし



こ)いや僕は元々イケボだし、ギャップなんかねぇから



莉)俺だって高音は認めるけど女ボイスじゃないから



『いや両方合ってるから』



こ)お前だって声域広すぎ



『広く聞こえるだけ』



莉)実際上手いからね



『上手く聞こえるように歌ってるの。精密機器では点数低いだろ？』



こ)口答えすんなよw



莉)せっかく褒めてんのにねw



『ヤギとわんこに褒められても嬉しくねぇよ』



こ)次ヤギって言ったら襲う



『は？』



莉)俺わんこだけど、変なこと言ったら襲う



『やぎやぎー。わんこわんわんこわんこ、ふぅふぅ』



こ)あ、言ったな



莉)リズムとったらいいってものじゃないんだからね？



こ)僕の本当のイケボ聞かせてあげよっか？



『えんりょ_こ)ばかだなぁ_ﾄﾞｻｯ_ちょっ、』



こ)自分から誘うなんて…ばーか



あれ、これオワタ？



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