ドS６人が鬱陶しい件について６

#story 6-47 ページ47

.



ジリジリと迫ってくる動物達


もとい、猛獣達


その中で、今もっとも私の近くに猛獣……………羊が、最初に動いた



ジ)なぁ、Aは暑ないん？



スッとスカートの下に手を入れてきた


猫の下顎を撫でるように、太ももの下の方を撫でてきた



『ぁ…暑くないってーの！』



なんとしてもジェルの手を抑えようと自分の手に力を入れた


が…忘れていた


自分の手がさとみに掴まれていたと言うことを。



さ)はいザンネーンw



『チッ…』



舌打ちをすれば、今度は手首の側面の皮に噛み付いてきた



さ)気がつく頃には良いブレスレットが出来てそーw



…えぇ？


ブレスレット…。


噛み跡の？




『うーわ趣味わるっ』



空いてる方の手でとりあえずさとみの手を離させようとするが、なんと言う神のイタズラか、すぐに掴まれた



『誰っ…』



こ)僕〜w_ﾍﾟﾛｯ



手はすでに恋人繋ぎされていて、私の手の甲を舌で軽く舐め、コチラを見下ろしていた


うーわ、腹立つ〜


こいつに見下されるとかムカつく以外の何事でもねぇ



な)ほーら力まないの〜リラックスリラックス〜



舐めたような言葉遣いでそう言うななもりは、ジェルの隣で私の足を触り腐っていた


スーッと靴下を下ろされ、ふくらはぎにフーッと息を吹きかけられた



ﾋﾟｸｯ『んッ、、』



ニーハイなんか履いてくるんじゃなかった…っ！！



る)わー、良い声〜



まーた怠けたような声が聞こえ、顔を上げた


そこには、久々に見る…ネズミの悪巧みの顔があった



『ハッ、ゲス顔がよくお似合いで』



る)あ、言いましたね？後悔させてあげましょう



「ふっふっふー」とか言いながら輪郭を指で撫でてくる



『もう…うざい』



「うざい」そう言ったのが間違いだったようだ



る)わぁ、僕傷ついたなぁ…そんな口、塞いじゃおっ



『はっ、っ！ァｯ、ﾝやぁっ、』



口の割れ目に指を突っ込み、私の舌と遊んでる


逃げる私の舌を追いかけ、爪でカリカリとしたり、口内の壁をヒタヒタと叩いたり…。


液が口から出て、下は下へと伝う感覚は、またなんとも言えない



莉)んー、えろ…_ﾍﾟﾛｯ



その液を舐めとる犬


ペロペロとそこら中を舐め回し、やがて耳の方へとやってきた



莉)ん…ぁん…っむぁ…っ、



ﾋﾞｸｯ『っん、っ！_ｸﾁｬｯ_やぁっ…//』



耳の中全体を溶かし尽くす勢いで舌を這わせる


元気な舌だこと。


……いや言葉にしたらキモいな。




.

#story 6-48→←#story 6-46

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す