ドS６人が鬱陶しい件について６

#story 6-28 ページ28

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こ)はw女ってすぐ泣く〜w



ｽﾞｷｯ『っ、…』ﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ



こいつに嘲笑われるくらい、いままで数えきれないくらい されてきたのに…


なんでこんなにも冷たくて…壁があるんだ…


なんでこんなにも、心臓が破裂しそうなんだ…。



莉)ちょ、ころちゃん、さすがにそれはダメでしょ



こ)別に。僕が優しくしたい女は1人だk……？？



さ)おぉ？wそんな奴いたんだw



こ)あれ、誰だっけ、あれ？そんな奴いたっけ



ジ)記憶喪失かよw



ﾊｯ『っ、』



まさか…



な)で、君、学年は？１年生…ではないかな？



『は…？』



る)なーくん、１年生の顔全員覚えてるんでしたっけ



な)まぁ同じ学年だからねw



ﾄﾞｸｯ『っ…』



なんだよ、それ………もう、耐えられない


バッと立ち上がり、ドアへ向かう



ｸﾞｲｯ『いっ、！？』



が、腕を掴まれた



さ)ねぇ、なーくんが聞いてるのに、それはないんじゃない？



…目が、こわい…


私のことを、見ていないみたい…っ



『っ…はぁ？』



涙は止まらないまま、精一杯の睨みをきかせてやった



さ)そんな怒んないでよw、君…



スッと耳に近づいてきて、



さ)俺らのファンなんでしょ？



そう呟かれる


が、いつもと違う声音。


営業ボイスみたいな…。


だが、それでも憎らしいくらい身体が震え、涙が一層溢れ出してきた



さ)はっ…なんで泣くわけ？



ﾎﾟﾛｯ『っは、離せ、っ』



ﾄﾞｸｯ_さ)っ、_ﾊﾟｯ



手が解放され、全力で図書室から出て行った



な)ちょっ、待って！！



そんな声が聞こえ、一目散に逃げた



そうだ、久しぶりにうさぎ小屋に行こう


あ、うさぎ小屋って図書室の前を通るから…


はぁ、行けねぇじゃん……屋上でいいや



屋上への階段を2段飛ばして駆け上がる



…どうでも良いから、早くこの涙を止めたい


視界が滲んでうまく登れないし、鼻すすりながら走るからしんどい


てか、なんで泣いてるの。私


…わかんねぇ。



後で「お芝居でした」とか言ってきたらマジでぶん殴って、蹴り入れて、ビンタして、階段から突き落として、口も聞いてやんない


ずっと、…永遠に拒絶してやる…っ



ｽﾞﾙｯ『っぁ、っ』



やばい、足元よく見てなかった、！


咄嗟にどこかにしがみつこうとするが、なにぶん屋上は生徒立ち入り禁止だから手すりもない


おち…っ、あ、これはこれで良いのかも


このまま頭から落ちて、私も記憶喪失に…。


体の力を抜き、圧力に身を任せた



ﾄﾞｻｯｯ!!




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