ドS６人が鬱陶しい件について５

#story 5-12 ページ12

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その時、



ガラガラッ



また人が来た


反射的に振り向くと、１人の…………………男



『なっ…』？)え…っ？



それは、ついさっきまで喧嘩していた…



ジ)A、？



ジェルだった



『は、ちょまって、ここ、女湯』



ジ)は？いやいや、今男湯の時間やで？



『は、なにその時間。まじかよ』



あのおばちゃんも危なかったなぁ…


あ、まってまって、気まずさよりも、もっとヤバイことがある


私……………………………………タオル巻いてない…


それに比べてジェルは腰にタオルを巻いてる


いや普通に考えてタオル巻くか？巻かねぇだろ！！


あ、コイツ手にタオル持ってんじゃん


…寄越せ。



ジ)っ…



戸惑ったように少し身動いでる



『とりあえず近づくな』



ジ)え、あっ…あ〜、これいる？



手に持ってたタオルを少し上にあげた



『いる』



前を隠しながら手を伸ばした



ジ)ちょ…どーやって渡せば良いんww



『投げろw』



ジ)絶対無理やんw



『じゃあ目瞑って前に来いw』



ジ)こわw



と言いつつも片手で目を隠して ゆっくり歩き寄ってくる



『オーラーイ、オーラーイ』←



ジ)俺はトラックかw



『ww、あ、ストップ』



ジ)はいはい、ほい



『ん』


普通のタオルよりデカいけど、バスタオル並みにデカくはないから体ギリギリで巻けた



ジ)できた？



『ん、なんとか』



ジ)よし



なんて言い、手を下ろした


なんで目開けるんだよ



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