ドS６人が鬱陶しい件について３

#story 3-12 ページ12

.



岩が多く使われた露天風呂の構造



温泉の湯気が良い雰囲気を醸し出している中



その雰囲気をぶち壊さずして立ち尽くす、顔だけの男達



？)え…A…？



『…な、…なんで、ここにいんだよ………全員で』



バスタオル巻いといて良かった。うん。まじで。



な)…Aこそ…///////



顔を赤らめながら私の体を見てる



『どこ見てんの』



ジ)え…スタイル良…



ほうほうと音が聞こえそうなくらい見てる



『きもい』



さ)ねぇ、果物ナイフ無い？



とりあえず太ももを見てる



『足を見るな』



こ)… じーーーーーっ



上から下まで無言で見てる



『無言で見るな』



る)っ////////



耳まで真っ赤にして俯いてる



『お前はなんだ』←



莉)っ…/////_チラッチラッ



手で顔を隠しながら目だけ開けてチラチラと見てる



『チラチラ見るな』



とりあえず露天風呂から出ようとしたら、壁に貼られてる紙が目に入った



『…この露天風呂は………………混浴です……？』



す)…え？



『…』スタスタッ



さっさと出るか



さ)ハッ_ま、って！_グイッ



ズルッ『ぅひゃ_グッ_んむっ！？』



なになに！？何してんの！？



後ろからさとみに抱き寄せられ、端っこの大きな岩の近くに隠れた



今、さとみの足の間に座って、口を塞がれてる状態



『んっ！んんっ！？』



さ)しっ、黙って。



『…』



なになに、なんなの。



アイツらは普通に入ってるけど、こっちに背を向けて…



いや、こっちを隠すようにして入ってる



さ)見て、アレ



『？』



男1)てかさ？ここまじラブホじゃね？w



男2)それな〜w



ゲッ、男が来た



さ)みんな、お前のそんな姿、他の男に見せたくねぇんだよ



『…』



わけわからん。



それにくっつき過ぎだろ。皮膚皮膚←



すぐ近くに温泉もあるし、汗かいてきた



いい加減手を離して欲しい



さ)…ねぇ、



『ん』



さ)誘ってる？



『…ん？』



さ)誘ってるよね、乗って良い？



『んん？』



は、何言ってんのコイツ。いかれたか？←



さ)汗、とか、垂れて谷間に入ってるし



『んん』(きも)



さ)暑くて伏し目になってるのとか色っぽいし



『んん』(きも)



さ)肌柔らかいし。なんか良い匂いするし



汗が良い匂いとかちょっとヤバイ



さ)ね、ちょっとだけ



『んん』(無理)



さ)美味しそうなご飯が目の前にあるのに、我慢なんてできない



『ん？』(は？)



さ)ごめんね？_ニヤッ



.

#story 3-13→←#story 3-11

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す