【wrwrd】転校生は知らない【学パロ】 (ページ41)

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Aside

結局あの後は2人でそのまま時間を潰して帰った

翌朝、目覚まし時計が鳴りゆっくりと体を起こす

(学校行きたくないなぁ…)

昨日のことがあり、生徒会役員に出会うのが嫌で学校に行きたくなかった

しかしサボった体力テストを受けなければならない
ゾムとも約束をしたからには休む訳にはいかない

無理矢理にでも体を動かし準備を始める

(どうか生徒会役員に極力出会いませんように…。)

マスクをして家を出た

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朝から出会ったのはクラスが同じなゾムやシャオロンだけで、何事もなく昼休みを迎えられた

誰かに出会う前に急いでいつものとこへ行く

ご飯を食べようとマスクを外しお弁当を開ける

『いただきます。』

小さく呟き、食べていると

syp「綺麗っすね。」

倉庫の壁にもたれかかっているショッピくんがいた

あまりに突然の登場で彼の方を見て固まってしまった

syp「あー…いきなり声掛けてすいません。寝ようと思って場所探してたら見かけたんで。

ってか美人っすね。マスクない方がいいっすよ。」
『いや…それは…』

挨拶しかしたことがなく、反対派だった彼に顔について言われどうしたらいいか困っていると

zm「はえー、ショッピくんおるやん。」

救世主現る

syp「ゾムさん、こんなとこで何してるんすか？」
zm「Aに会いに来ただけやけど。」
syp「ゾムが気に入ってる人やったんすね。珍しいじゃないすか。」
zm「せやろ、やから手出すなよ？」
syp「それはどうでしょう？」

ショッピは薄く笑ってどこかへ行ってしまった

zm「Aってショッピと関わりあったっけ？」
『ううん。昨日生徒会室で挨拶しただけ。なんなら反対派やったし嫌われてると思うんやけど…。』
zm「ふーん。まぁええか。

そんなことより卵焼き食いたい！」
『卵焼き食べに来たんかいw』
zm「せやで！ちょーだいや！」

手ぶらで来ていたので箸はもちろん持っていない

『ええよ。はいどーぞ。』

あの時と同じように口に入れれば笑顔になった