百七十一話 ページ36
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次の日、私は熱がぶり返したので部屋で休んでいた。
昨日相澤先生に熱がヤバイと連絡したので皆にも話は通っているだろう。
私は適当に冷やした布を頭の上に乗せている。
薬も飲んだし何もせずにずっとベットにいるのに熱が収まる気配はない。
熱いし、暑いし、痛いし、ひとりぼっちだし...
これだから熱とか風邪って嫌いんなんだよ。一人に静かな部屋の中にいなきゃいけなくて、それはテレビをつけたりしても何も変わらないから。
...一人は、寂しいよ。誰かに会いたいなぁ。
そんなことを思いながら私は眠りについた。
それからしばらくすると部屋の中に誰かいるのを感じ、目が覚める。
「目覚めたのか。大丈夫か？」
「...あいざわせんせ...なんでここに...？」
何故か相澤先生が私の部屋にいた。スポーツドリンクや冷えピタを持って。
「昨日お前から連絡来たからあいつらにも伝えたら、特に八百万や切島、飯田...神野のメンバーが俺に看病に行ってやれと強く言ってきてな。だから今使ってんのも全部八百万製だ」
言われてみれば、お店では見かけないものばかりだ。
「ほら、とりあえず熱はかっとけ」
「...ん」
私はお兄ちゃんから体温計を受け取り熱をはかる。
少しすると、ピピピピという音がして体温をはかることができた。
「...40度だって」
「ぴったしか。その熱でハキハキ喋れるのはすげぇな」
「...私は慣れてるから」
徹夜とかで熱を出すことは結構あったから...痣を出さないようにしないとだからちょっと大変だけど。
「熱も高いし、これ貼って大人しくしてろ」
「わかった...」
私は冷えピタをおでこに貼って無言で渡されたスポーツドリンクを少量口に含んだ。
「あいつらお前が体調崩すとか思ってなかったみたいで、結構慌ててたな。大丈夫なのかとか色々と。あとで礼でも言っとけ」
「うん」
皆、私のこと心配してくれたんだ。ちょっと嬉しいかも。
A組の皆と言えば＿＿＿＿＿＿＿＿
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桜 - りーたん☆さん» ありがとうございます！！面白いと言ってもらえてめっちゃ嬉しいです！！体調の心配もしてくれててとても励みになります！頑張りますね！ (2020年8月20日 20時) (
レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)
りーたん☆ - 続編おめでとう！！！とても面白いです^_^体調に気をつけて、頑張ってください (2020年8月20日 16時) (レス) id: 6deecb8d9e (このIDを非表示/違反報告)
桜 - シバさん» コメントありがとうございます！！シバさんが安眠を確保できているならよかったです！！←←←更新頑張りますね！！ (2020年8月15日 17時) (レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)
シバ - 続編おめでとうございます！楽しみすぎて夜しか眠れません！←←更新頑張ってください！ (2020年8月14日 20時) (レス) id: 344258cf85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜 | 作成日時：2020年8月13日 18時
