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赤司くんは、そう言ってますが、Aさんと話してるときの顔がいつもより楽しそうなのを、僕らはちゃんと気付いているんですよ。
Aさんは、彼らキセキの世代の才能が開花してからのプレーは嫌だといい、それから、ニックネームで呼ぶこともなくなりました。1度なんでか、みんなで聞いたら
貴「バスケはチームプレーだよ‼︎頑張って練習するものなんだよ‼︎その根本が違うバスケ見てて楽しい訳ないじゃん!」
あの時はみんな驚いていました。実際、僕も驚きましたし・・・
そのことがあってからは、みんなを苗字呼びに変わりましたし、必要以上に話さなくもなりました。
そのことを、赤司くんはどうも思わないんですかね・・・
黄「そういえば、赤司っちとAっちっていつ仲直りしたんスか?」
確かに、黄瀬くんのいうとおりですね。Aさんは、
貴「自分達が悪いってわかって、私に謝ってきたら、前みたいに、あだ名で呼ぶようにする‼︎」
と、悲しいそうな顔なのに、とても明るいような声で言っていましたね
黒「確かに、そう考えるとそうですね。でも、同じ授業を受けているのなら、いつでも、話す機会はあるでしょうから、その時に話したんではないですか?」
赤「あぁ、確かに、話したがまだ、俺は苗字呼びだが、皆はどうなんだ?」
あっ、まだ、赤司くんも苗字なんですね・・・
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作者名:カラメル | 作成日時:2014年6月8日 17時