4. ページ5
Aside
朝食の食器洗いをし、テレビを見ていたときに
プルルルルル…プルルルルル…
スマホが鳴った
電話表示には”ななもり”
何でなーくんから…?
私は不思議に思いながらも電話に出た
『もしもし?どうしたのなーくん…?』
「もしもし、Aちゃん…?」
なーくんの声は震えている
『なーくん?どうし ななもり「ころんがっ……」
「車に引かれた…っ」
『え…?』
ガチャッ
『嘘…でしょ?』
「っう……」
『ねえ、嘘って言ってよ…!』
私の頬に涙が伝った
『っ…ひぁ…こ、ろくっ!!なんでっ…』
涙は止まるどころかどんどん溢れてくる
「っ、Aちゃん…ころんが今いる病院は○△病院…早く来てっ…」
私はなーくんからの電話を切ることも忘れて家を飛び出した
ころんくんっ…何で、どうしてっ…!!
私は無我夢中で走った。とにかく走った。
『っ…ここに、ころんくんはいるの…?』
私は病院の中に入りころんくんの病室を探した
看護師さんには注意されたけどそれどころではなかった
一人の看護師さんが私に聞いてきた
「あの、どのお方をお探しになっているんですか?」
『あ、おがみでっ…かっこよくて……っ…』
看護師さんは青髪の言葉でわかったのか
「そのお方なら、308号室です」
そういい私を連れていってくれた
「こちらの病室です」
そういうと看護師さんは戻っていった
私はドアを開けたいのに開けられない
まだ、認めたくない。ころんくんは事故なんかにあってない…
私は病室のドアを静かに開けた
そこにはすとぷりメンバーと静かに眠っているころんくん
「あ、Aちゃ…」
『こ、ろんくん?ねえ…嘘でしょ?』
「A、ころちゃんは…」
『ねえ、起きてよっ…!何でっ…ぅぅ…』
私は小さい子供のように泣きじゃくった
ねえ、早く起きていつもみたいに笑ってよ…
189人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「すとぷり」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
すいれん - 好きな作品です。もし、主さんが戻りたい、と思ったら、辛くない程度に戻って来て下さい!(突然の上から目線すみません) (2021年4月8日 1時) (レス) id: 210f0789ae (このIDを非表示/違反報告)
みゃあ@猫天使 - ないてしもたやーん (2020年5月20日 2時) (レス) id: 4d388cd527 (このIDを非表示/違反報告)
ichigo@水くんの同担のアホ、 - おすすめに出てたので見て見たら泣いちゃいました、すごく感動しました! (2020年5月16日 19時) (レス) id: a898904401 (このIDを非表示/違反報告)
緋色 莉雨 - ろっとさん» たまたま開いたんですがコメントありがとうございます。嬉しいです。この作品は残しておくことにしました。 (2019年1月30日 22時) (レス) id: 47bbe85473 (このIDを非表示/違反報告)
ろっと - めちゃくちゃ感動した 占いツクールで初めて目からぽろぽろ涙をながすくらい泣きました この作品消さないで欲しいです 待ってます (2019年1月10日 22時) (レス) id: 9921b601f6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ