愛してるなんてもう言えない。 【ころん】

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あれから私は朝ごはんを作っていた



『朝ごはんどうしよっかな〜…』



悩みに悩んだ結果、フレンチトーストにした






私はキッチンに立ちフレンチトーストを作り始めた






・・・・・



『よしっ！フレンチトースト出来た！！』



上出来、と付けたし言っているときに気がついた






『……ころんくん起こしてない…！』



やばいやばいと焦りながら階段をかけ上がった





実はフレンチトーストを作る前に洗濯物を干したり掃除したりと色々なことをしていた






ころんくんが皆と集まるのは9:00…




今は…スマホで確認する




8:30…間に合わない…！！





嗚呼、今になって後悔した




あのときに起こしておけばよかった…！




私はころんくんの部屋に急いで入るところんくんを起こした






『ころんくん起きてっ！！』



「んん〜今何時なのぉ？」




『8:32！！』



「ん〜……はぁっ！？？嘘でしょ！？」



ガバッと体を起こす



「何で起こしてくれないの！」



『ごめんね…一回起こしたんだけど起きなくてまた後でいっかなって思ってたら忘れてて…』




本当に申し訳なくて土下座しようか考えていると




「え！？ならお互い様じゃん！Aごめん！！折角起こしてくれたのに…」




『ううん、私もごめんね。次からはちゃんと起こすようにするよ！』





私ところんくんは仲直りし、朝食を食べていた





『ねえ、ころんくん』



「ん？ふあに？ (ん？なに？)」



『時間、大丈夫…？』



ころんくんは笑いながら




「もう大丈夫でしょ！それにまあ？仕方ないことだしぃ？」



正直に何が大丈夫なのかはわからないが



今回は私も悪いし何も言えない…









「『ごちそうさまでした！』」




私たちは食べ終わるところんくんは直ぐに出ていった









「A！行ってくるね！！」



『うん！いってらっしゃい！気をつけてね！！』

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