生徒会長の妹２

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る「怖かっただろう、家に帰ったら先にお風呂に入っていいから」




『ありがとう』



ありがたいんだけど今は白銀くんが心配だ




こ「良かったよ。僕が見つけなかったら危なかったね」




さ「ころんに感謝」



そういって私の右手を握るさとみ先輩



『っ…』



いつもは嬉しいんだけど手が痛くてそれどころじゃない




な「…手。見せて?」



『な、なんでですか?』



な「なんか隠してる」



鋭い…



莉「え、ちょっと触るね」



そういって袖をまくってくれる莉犬先輩




莉「……!!」



る「さな､､､、」



『ごめんなさい､､心配かけたくなかったの』



ジェ「余計に心配かけてるねんで?ほっておいたら悪化するかもしれんねんで?」




皆が怖い




『…怒ってる?』



な「俺たちは怒ってもないし叱ってもない。心配してるんだよ。さなちゃんに何かあったらどうするの?」



『ごめんなさい…』




こ「何で謝るのさ。悪いのは全部あの男なんだから。さなちゃんはありがとうって言えば良いの」





先輩達の優しさに救われた



自分のせいで白銀くんを危険な目に合わせたという罪悪感から少し救われた




『ありがとうっ、ございます!』




「「「いーえ」」」

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