77頭にくる休憩時間 ページ27
「ふー、疲れた…」
私は伸びをしながら階段を上った
本田ちゃんがやっと休憩時間をくれた
で、休憩くらいは落ち着くところに行きたいんで屋上へれっつらごー、というわけで
目の前の扉を両手で押すと、小春日和の青空が広がった
「本当は、一人がいいけど…っと」
私はタンクの裏を覗く
「やっぱり!黛がいると思った」
「んだよ、リア充どもが消えてやっと静かに読書できると思ったら、次はお前かよ……」
「そりゃあ、すみませんねぇ」
私は少しウザったく喋る
「お前のクラス、なかなか順調に進んでるそうじゃん」
「うん!演劇部の子が熱くなっててね……でも、練習がハードでさぁ」
私はため息をつく
「黛のクラスは?」
目線は本のまま口を開く
「知らねぇ。俺はずっとサボってるからな」
「……だと思った」
「俺のこの影がうすいつていう特性を活かして堂々とサボってるよ」
……でしょうね
「最後の文化祭なのに、参加しないの?」
少し沈黙がうまれる
「……バカバカしいんだよ、こんなイベントのために頑張っちゃって。別にこれが将来のためになるなんてわけないのにさ」
…………頭にきた
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くぅーどー(プロフ) - いづっきーさん» あっ、じゃあお願いします!あと、テスト頑張って('ω')ノ (2014年11月8日 18時) (レス) id: 4e5635bde3 (このIDを非表示/違反報告)
いづっきー(プロフ) - くぅーどーさん» はい!受け付けてますよ! (2014年11月8日 1時) (レス) id: a61e5c8668 (このIDを非表示/違反報告)
くぅーどー(プロフ) - もちろんですよー♪あの、友希って受け付けてます?? (2014年11月7日 19時) (レス) id: 4e5635bde3 (このIDを非表示/違反報告)
いづっきー(プロフ) - くぅーどーさん» うわわわわ!ありがとうございます!パート1から!本当にありがとうございます!(二回目)更新遅いですが、頑張ります!これからも応援よろしくお願いします (2014年11月7日 0時) (レス) id: 959ec38f51 (このIDを非表示/違反報告)
くぅーどー(プロフ) - 初めまして^^パート1の時から読ませて頂いているんですが、素敵なお話だと思います。応援してます! (2014年11月2日 21時) (レス) id: 4e5635bde3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いづっきー | 作成日時:2014年9月1日 23時