【黒バス】1番はオレのものっ！Part2【赤司征十郎】

６３質問 ページ13

「早くー！待ってますよぉ〜」


「今そっち持ってくから！」


舞ちゃんが私を急かすように人差し指でリズムよくテーブルを叩く


「ごめん、野菜がシャキシャキしてるかも」

「もー、親友が来るってのに寝てたとかありえないー」


ぶつくさ言いながら出来立てのカレーを頬張る舞ちゃん



予定していた時間より一時間ほど遅くなって、少し舞ちゃんはご立腹の様子。


一応、遅れた理由は寝てたってことにしたけど…


さすがに赤司の家に行きました何て言えない……


「あー、そうそう。今日赤司くんの家に行った？」

「ハイ？」


なんで知ってるんだ？


「先輩がさ、部活中にスポドリを買いにスーパーに行ったんだって。その途中で赤司とAが家の前でお話ししてるの見たって」


先輩、怖ぇ……



「なんかあった？進展とかー！」


ふと、二人で抱き合っていたのが脳裏をよぎる


今になって冷静に考えてみるととんでもなく恥ずかしい


私は恥ずかしくなって何も言わずに静かに俯いた



「あったんだぁー」

体をすり寄せて舞ちゃんがニヤニヤしながら聞いてくる


でも、やっぱり私は俯いた



「そうやって隠すってことは、何かを隠してるな？それとも……




本気で赤司くんに恋したのかな？」

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