検索窓
今日:10 hit、昨日:1 hit、合計:53,280 hit

第四十八章,3 ページ32

アイクに腕を引っ張られ、私とアイクはタブーから離れた。

「貴様、等…ッ!!」

タブーは、私を睨み付けた。アイクの一撃は効果があったようで、タブーは方膝をついた。

「A、もう一頑張りだ。………いけるよな?」

アイクは私にそう問うた。

『いけるよな?』

「はい」と言わざるをえないような問い。アイクは、私が「いいえ」と言わないことを分かって、そう問うたのだろう。

「…うん、大丈夫だよ…!」

私は大きく頷いた。

するとその時、



「ファイター達ッ、これを…………使えェッ!!」

突然、大きな左手が現れた。

「「「クレイジー!!」」」

クレイジーは、片手一杯にスマッシュボールを持っていた。そしてそれを、ファイター達に向けて投げた。

「全く…、遅いですよ、クレイジー」

「しゃあねえだろ、いつもより何倍も強化したんだからよ。…………普通のスマッシュボールより、確実だろ?」

「おや…、クレイジーにしては気が利きますね」

「おい、どういう意味だよ…!」

クレイジーが投げたスマッシュボールは、ファイター 一人一人の頭上に浮かんだ。

「これがあれば…!」

「タブーを倒せるね!」

「皆、早く使うぞ!」

ファイター達は、スマッシュボールに攻撃を始めた。

「おのれ…ッ!!」

タブーはそれを阻止しようとするが、

「そうはさせないわよ…!」

「ファイター達の邪魔は、させないよ!」

「…………これ以上、俺達の空間を好きにはさせないッ!!」

亜空間の皆が、タブーの攻撃を止めていく。

その間に、ファイター達はスマッシュボールを割っていく。


そして…




パリィィィィンンッ!!!!!!



全ファイター分のスマッシュボールが、割れた。

第四十九章,1 全ファイターの本気→←第四十八章,2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (138 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
84人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ユースケ - だめだぁぁぁぁぁぁぁっ 神すぎるぅぅぅぅぅぅぅぅぅ (2022年11月16日 21時) (レス) id: 6d08cb1905 (このIDを非表示/違反報告)
エイリス - ワイ スマブラSP世代www (2022年5月12日 7時) (レス) id: 6d08cb1905 (このIDを非表示/違反報告)
ユエ - スマブラX知らないけど、この夢小説神 (2022年5月12日 7時) (レス) id: 6d08cb1905 (このIDを非表示/違反報告)
ノヴァ - まじ最高!感動モンでした!これの番外編とかできたら良いな〜!みんな最高っ!! (2019年3月27日 14時) (レス) id: acc17919b7 (このIDを非表示/違反報告)
リィナ(プロフ) - テア.さん» 感想、ありがとうございました…!一番好きだなんて、勿体ない御言葉です><でも、とても嬉しいです、有り難うございます…! (2018年7月5日 1時) (レス) id: 56dd87dc8f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:R・INA,リィナ | 作者ホームページ:リィナ  
作成日時:2015年6月10日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。