第四十八章,3 ページ32
アイクに腕を引っ張られ、私とアイクはタブーから離れた。
「貴様、等…ッ!!」
タブーは、私を睨み付けた。アイクの一撃は効果があったようで、タブーは方膝をついた。
「A、もう一頑張りだ。………いけるよな?」
アイクは私にそう問うた。
『いけるよな?』
「はい」と言わざるをえないような問い。アイクは、私が「いいえ」と言わないことを分かって、そう問うたのだろう。
「…うん、大丈夫だよ…!」
私は大きく頷いた。
するとその時、
「ファイター達ッ、これを…………使えェッ!!」
突然、大きな左手が現れた。
「「「クレイジー!!」」」
クレイジーは、片手一杯にスマッシュボールを持っていた。そしてそれを、ファイター達に向けて投げた。
「全く…、遅いですよ、クレイジー」
「しゃあねえだろ、いつもより何倍も強化したんだからよ。…………普通のスマッシュボールより、確実だろ?」
「おや…、クレイジーにしては気が利きますね」
「おい、どういう意味だよ…!」
クレイジーが投げたスマッシュボールは、ファイター 一人一人の頭上に浮かんだ。
「これがあれば…!」
「タブーを倒せるね!」
「皆、早く使うぞ!」
ファイター達は、スマッシュボールに攻撃を始めた。
「おのれ…ッ!!」
タブーはそれを阻止しようとするが、
「そうはさせないわよ…!」
「ファイター達の邪魔は、させないよ!」
「…………これ以上、俺達の空間を好きにはさせないッ!!」
亜空間の皆が、タブーの攻撃を止めていく。
その間に、ファイター達はスマッシュボールを割っていく。
そして…
パリィィィィンンッ!!!!!!
全ファイター分のスマッシュボールが、割れた。
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ユースケ - だめだぁぁぁぁぁぁぁっ 神すぎるぅぅぅぅぅぅぅぅぅ (2022年11月16日 21時) (レス) id: 6d08cb1905 (このIDを非表示/違反報告)
エイリス - ワイ スマブラSP世代www (2022年5月12日 7時) (レス) id: 6d08cb1905 (このIDを非表示/違反報告)
ユエ - スマブラX知らないけど、この夢小説神 (2022年5月12日 7時) (レス) id: 6d08cb1905 (このIDを非表示/違反報告)
ノヴァ - まじ最高!感動モンでした!これの番外編とかできたら良いな〜!みんな最高っ!! (2019年3月27日 14時) (レス) id: acc17919b7 (このIDを非表示/違反報告)
リィナ(プロフ) - テア.さん» 感想、ありがとうございました…!一番好きだなんて、勿体ない御言葉です><でも、とても嬉しいです、有り難うございます…! (2018年7月5日 1時) (レス) id: 56dd87dc8f (このIDを非表示/違反報告)
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