From,亜空間少女はスマブラの皆さんと暮らす事にしました。[8]

第四十七章,4 ページ28

全ファイターと私が言葉を失った。

「タブー………！？」

「嘘、倒したはずなのに…っ！」

ファイター達の様子を見て、タブーは笑みを浮かべた。

「残念だが………貴様らが倒したのは、我の分身だ」

分身…！？

でも、分かれた４体は全て倒したはず………

「４体ではないぞ、小娘」

「………ッ」

心を読まれた…？

「貴様は思っていることが、はっきり顔に出るな。

１つ言おう。分裂した身体の大きさは………一通りではない」

大きさ？一通りではない…？

私は答えが分からず、首を傾げる。…というか、まだ力が入らない…。

すると、ジェイダスさんがこう言った。

「…………分身4体を倒した後に、俺は、微かに感じていた。本体であるお前の気配を。だが、確信は持てなかった。あまりにも………小さかったから、だろう」

ジェイダスさんの言葉に、タブーは「ほう…」と呟いた。

「………お前は、5つに分裂した。4体の大きな身体と、小さな身体1体に」

ジェイダスさんは、タブーを見つめた。

タブーは口を開き、こう言った。

「ああ、その通りだ」

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