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第四十七章,2 ページ26

「実は、空気中には、魔力というか何というか…まぁ、力が含まれていてね。どちらの空間にも、あるのだけれど、その量が違う。
 
 あっちの空間は、本当に微量。正直、無いに等しいくらい。でも、こっちの空間は大量なんだ。君たちの空間には、窒素があるだろう?空気の大半をしめる、窒素が。亜空間には、その窒素が半分でね、それと同じくらいの量の力が、空気には含まれている」

段々と難しい話になってきて、ネスやリュカなどの子供たちは、首を傾げていた。

「つまり、君たちファイターは、空気中に含まれる力に身体が対応出来ないんだ。微量なら大丈夫だけれども、亜空間の空気に含まれている力の量に対応出来ない。だから、君たちがAのように此方の空間に入ろうとすると、身体が対応出来なくて、崩壊ってわけだよ。今はマスターの力で君たちの身体は対応出来るようになってるけどね」

フロウスさんの解説に、私たちは「成る程…」と言った。





そういえば、ジェイダスさんは…?

フロウスさんとジェイダスさんは、大抵一緒にいる。けれど、今は……。

私は辺りを見回す。すると少し離れたところに、ジェイダスさんがうつ向いて座っていた。目を閉じ、険しい表情で、じっとしていた。

「ジェイダスさ…」

私は立ち上がり、ジェイダスさんの方へ行こうと、足を前に出した。

その瞬間、

「…………っ…!?」




全身の力が抜け、私はそのままバタリと倒れた。


「A…ッ!」


ジェイダスさんが、私の名を叫んだ。

第四十七章,3→←第四十七章,1 まだ終わらない。



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ユースケ - だめだぁぁぁぁぁぁぁっ 神すぎるぅぅぅぅぅぅぅぅぅ (2022年11月16日 21時) (レス) id: 6d08cb1905 (このIDを非表示/違反報告)
エイリス - ワイ スマブラSP世代www (2022年5月12日 7時) (レス) id: 6d08cb1905 (このIDを非表示/違反報告)
ユエ - スマブラX知らないけど、この夢小説神 (2022年5月12日 7時) (レス) id: 6d08cb1905 (このIDを非表示/違反報告)
ノヴァ - まじ最高!感動モンでした!これの番外編とかできたら良いな〜!みんな最高っ!! (2019年3月27日 14時) (レス) id: acc17919b7 (このIDを非表示/違反報告)
リィナ(プロフ) - テア.さん» 感想、ありがとうございました…!一番好きだなんて、勿体ない御言葉です><でも、とても嬉しいです、有り難うございます…! (2018年7月5日 1時) (レス) id: 56dd87dc8f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:R・INA,リィナ | 作者ホームページ:リィナ  
作成日時:2015年6月10日 0時

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