第四十四章,6 ページ13
「亜空間だけど、亜空間じゃない・・・・・・？」
フォックスがそう繰り返した。
「ったく、訳わかんねえな・・・・・・」
ウルフがそう言うと、タブーが口を開いた。
「ここは、我が亜空間の一部を切り取り作り出した空間・・・・・・亜空間ではあるが、純粋な亜空間ではない。この空間の支配者は我である。貴様らはここから逃げ出すことは不可能だ」
タブーの言葉に全員が驚く。
「出られねえって…………じゃあどうしろって言うんだ！」
リンクが問うと、タブーはクククッと笑った。
「我を倒すことが出来たのならば・・・・・・逃げ出すことは可能だ。しかし、見たところ戦う事が出来るであろうファイターは２人・・・というところか？その人数では、我を倒すことは不可能だろうな」
確かに、戦闘準備が整っているのは、私とアイクだけ。他のみんなは、武器持っていないだろう・・・・・・。
そう思った矢先、
「俺も戦えるぜ、A」
「ウルフ！！」
ウルフはブラスターを取り出した。
「これで３人・・・だな」
ウルフはニヤリと笑う。アイクを見ると、「やるしかない」。そう呟いていた。
リンク、マルス、ロイ、フォックスは武器がないため戦えない。
空間もさほど広くはないため、逃げ続けるのは難しそうだ。
「「A、行くぞ」」
ウルフとアイクに言われ、私は頷く。私達のやりとりを見て、タブーは身構える。
「・・・・・・・・走れ！！」
アイクの指示に従い、三手に別れてタブーの周辺に移動する。タブーは空中に浮いているため、剣で戦う私とアイクは、攻撃をするのに飛ぶ必要がある。長期戦には持ち込めないだろう。
私は飛び上がり、剣を振る。タブーにかわされ、今度は刀を振る。しかし、これも避けられた。
「・・・・・・・っ」
次にアイクが天空で攻撃する。かすっただけで、大したダメージは与えられなかったようだ。
アイクが地上に足をつけると、ウルフがブラスターでタブーを撃つ。何発かは当たったが、大ダメージを与えることはできなかった。
３人、ノンストップで攻撃を仕掛けるがタブーは素早い為、攻撃が当たらない。
「・・・・・・っはぁ、はぁ」
体力はどんどん消費されていく。タブーのもとまで、飛び上がる体力もなくなってきた。
「A！！」
「アイク！！」
「ウルフ！！」
リンク達の声が聞こえる。
嗚呼、もう・・・・・・体力が、足りない・・・。
私達は、膝をついた。悔しいが、体力の限界だ。
しかし・・
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ユースケ - だめだぁぁぁぁぁぁぁっ 神すぎるぅぅぅぅぅぅぅぅぅ (2022年11月16日 21時) (
レス) id: 6d08cb1905 (このIDを非表示/違反報告)
エイリス - ワイ スマブラSP世代www (2022年5月12日 7時) (レス) id: 6d08cb1905 (このIDを非表示/違反報告)
ユエ - スマブラX知らないけど、この夢小説神 (2022年5月12日 7時) (レス) id: 6d08cb1905 (このIDを非表示/違反報告)
ノヴァ - まじ最高！感動モンでした！これの番外編とかできたら良いな〜！みんな最高っ！！ (2019年3月27日 14時) (レス) id: acc17919b7 (このIDを非表示/違反報告)
リィナ(プロフ) - テア．さん» 感想、ありがとうございました…！一番好きだなんて、勿体ない御言葉です><でも、とても嬉しいです、有り難うございます…！ (2018年7月5日 1時) (レス) id: 56dd87dc8f (このIDを非表示/違反報告)
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