30話 ページ31
「──！！──！！」
誰だ
「い…！！！」
俺を
呼んでいるのは…
もういいじゃん
俺は
もう…
このまま…
降谷「一雄！！！！！」
降谷の声で驚き
『っ！！！！ｺﾞﾎｯ』
ガバッと起き上がると
同期の5人が心配そうに俺をみていた。
手を口に当てると花弁は出てこない。
松田「おいカズお前だい……！？！」
萩原「え、」
諸伏「カズ？！え、大丈夫か！？」
『え、あ、う』
［カズお前は────］
［一雄〜ちょっと聞いてるの？］
［一雄さんも太宰君と織田作さんになんとか言ってくださいよ！僕だけではどうにも…！！］
［一雄！］
HAHA…なん、で
『っ……』
なあどうして
どうしてだよ…
どうして…
こんなに
無性に
『さ…く…』
お前の声が
『っ…』
［お前は幸せになれよ
俺みたいにならないでくれ］
そんな声が聞こえた瞬間
強く風が吹いて
ﾎﾟﾝｯと頭を撫でられた。
幸せなのか
最悪なのか
目覚めてほしくなかった。
あの頃に戻りたい。
戻るはずのない
あの時に…
『っ……HAHAHA…ハハッ……』
降谷「だ、大丈夫か…？」
『っ…大丈夫じゃねぇ…』
諸伏「悪夢でも見たのか…？」
『……悪夢のような良い夢だった…』
松田「はぁ？それどっちだよ…」
萩原「どんな内容なわけ…？それ…」
伊達「本当に大丈夫か？」
『ｸﾞｽｯ…大丈夫だ』
その日俺はコンビニで作が好きだった酒と自分が飲む葡萄ジュースを買った。
今日は酒を飲む気分じゃないから…
伊達「2つ買うのか？」
諸伏「ジュースとお酒？」
松田「変な組み合わせだな…」
萩原「おつまみ買わないの？」
降谷「今日飲むのか？頭を強く打ったんだし…
止めといたほうが…」
『飲まねぇよ俺は…な』
警察学校に戻り自分の部屋に入った。
丸い氷はねぇが…
2つの透明なグラスに氷を入れ
片方に買ったお酒
もう片方に葡萄ジュースを入れた。
『………ストレイドッグに…乾杯』
ｶﾗﾝｯ
叶うのなら
俺は
また
組織とかなにも関係なく
あの3人と…
あの
その日飲んだ葡萄ジュースは
甘いはずなのに
何故だがとても甘苦く
そして酸っぱく感じた。
(次の休日は横浜に行ってみるか)
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イカしたガール(プロフ) - 焼き鳥さん» コメントありがとうございます！一雄君イケメンですよね！自分で作ってても凄く思います！少しネタバレになりますがこの先恐らくもっと心臓に悪いシーンでてきます（ｺｿｯ (2022年6月8日 22時) (
レス) @page3 id: d578bbc682 (このIDを非表示/違反報告)
焼き鳥 - うわぁー！！めっちゃ好きです！一雄くんイケメンすぎませんか!?イケメン過ぎて心臓に悪いです！好きです！！更新頑張ってください！応援してます！！ (2022年6月8日 22時) (レス) @page46 id: 75b16bd97f (このIDを非表示/違反報告)
イカしたガール(プロフ) - 野原の出雲さん» コメントありがとうございます(*‘ω‘ *) テスト勉強頑張ってください！ きっと一雄君も笑いながらほどほどに頑張れよって言ってます！！！！！ (2022年6月6日 15時) (レス) id: d578bbc682 (このIDを非表示/違反報告)
野原の出雲 - クソッこの作品を見たいが為にテスト勉強が出来ない…！どうしてくれるんですか！！(訳:最高ですありがとうございます！！！！！) (2022年6月6日 14時) (レス) @page39 id: 687113cbb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イカしたガール | 作成日時：2022年5月25日 22時
