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罪を抱えながらも、優しくありたいと願う。
これは偶然ヨコハマを訪れた放浪者の物語。
──────
「いや、礼を云われるような事は——」
「それならこれを貰っておいき」
手に握らされたのは、目の前のお婆さんが何処かで買ったらしいおにぎりだった。
「あ」
引き止める暇もなくお婆さんは何処かへ行ってしまった。
荷物を代わりに運んだだけだというのに。
手の中のおにぎりを見つめる。
一応放浪者の私としては有難 い限りだが・・・・・・もうお婆さんは行ってしまったのだ、貰っておくか。
おにぎりを鞄に入れてしばらく歩き続け、川の堤防に差し掛かると、行き倒れの少年が見えた。
「何だ?あの少年」
真逆、こんなに目立つ場所で行き倒れの少年を見かけるとは思わなかった。
これも何かの縁か。
私は堤防に生えている草を掻き分け、少年の元へ向かった。
──────
さて、この出会いは何を生むのか。
──────
初めまして、風と衣です。
初めての作品ですので、至らないところばかりだとは思いますが、気に入って頂けたら評価よろしくお願い致します。
落ちは国木田さんと太宰さんと中也さんのそれぞれを書く予定です。執筆状態:続編あり(更新停止)
罪を抱えながらも、優しくありたいと願う。
これは偶然ヨコハマを訪れた放浪者の物語。
──────
「いや、礼を云われるような事は——」
「それならこれを貰っておいき」
手に握らされたのは、目の前のお婆さんが何処かで買ったらしいおにぎりだった。
「あ」
引き止める暇もなくお婆さんは何処かへ行ってしまった。
荷物を代わりに運んだだけだというのに。
手の中のおにぎりを見つめる。
一応放浪者の私としては
おにぎりを鞄に入れてしばらく歩き続け、川の堤防に差し掛かると、行き倒れの少年が見えた。
「何だ?あの少年」
真逆、こんなに目立つ場所で行き倒れの少年を見かけるとは思わなかった。
これも何かの縁か。
私は堤防に生えている草を掻き分け、少年の元へ向かった。
──────
さて、この出会いは何を生むのか。
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初めまして、風と衣です。
初めての作品ですので、至らないところばかりだとは思いますが、気に入って頂けたら評価よろしくお願い致します。
落ちは国木田さんと太宰さんと中也さんのそれぞれを書く予定です。執筆状態:続編あり(更新停止)
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作者名:風と衣 | 作成日時:2022年3月22日 0時