まさかのアレ ページ24
※下ネタ(伏字は使います)
「ちょちょ、抱いた?!」
「おい、それは無理やりってことか?!」
『ジャック、無理やりって…リドル先輩はそんな人じゃないよ。』
「てことは同意の上か?!おい人間!!!」
『え、う、うん…』
「そげなこどやっでヴィルサンが許すわけねー!」
「いくらローズハート寮長でもこれは…!」
…何でみんな焦ってんの?!
しかも怒ってるし…
この尋問のような雰囲気を消したのはさっきから黙っていたグリムだった。
「何をそんな焦ってるんだ?リドルがAに抱きついただけじゃねーか。なぁA?」
『う、うん。えっと、やっぱりダメだったかな…?』
そりゃそうだよね、僕なんかがリドル先輩にあんな軽く…
というか何でこんなに静かになったの?
もはや不安になってくる。
返事さえしてくれない雰囲気に耐えられず、僕が口を開いた。
『みんなどうしたの…』
「A、本当に抱きついただけだよな?」
『うん…それだけだけど。え、何?…』
「い、いやぁ、ちょっと勘違いしてたわ。な?!」
「うん、!エースクンの言う通り勘違いしてただけ!」
隠そうとする2人。
「紛らわしいぞ人間!!」
『え、えぇ、ごめん…?』
怒ってるセベク。
「はぁ良かった…このままだとローズハート寮長がどうなってたか…」
「ああ、もう少しで殴り込みに行くとこだったぜ。」
リドル先輩が大変なことになりそうな2人。
『何に勘違いしてたの?』
僕が疑問をぶつけた時、グリム以外の皆はギクッという効果音が付くような感じで驚いた。
「そうだゾ!お前たちだけなんてズルいんだゾ!」
僕に加勢して白状しろぉ!というグリム。
すると皆が目線をエースに向けた。
「俺ェ?!えー、まぁ、アレだよ…」
『?なに…』
「アレ、だよ…あ゙ー!」
そう言ってエースは少し屈んで、身長の低い僕の耳に顔を近づけて小さい声で言った。
「アレっていうのはS〇Xだよ!!」
僕は小説のような鈍感主人公じゃない。
僕だって高校生だ。
アレの意味くらい分かる…
意味がわかった途端、僕の顔はりんごのように真っ赤に染まった。
『え、ぁ、ぅ…ぼ、僕…かなり恥ずかしいことっ、言ったんじゃ…!』
「そうだよ、全く…焦ったんだからな?!」
エースたちも僕の反応を見て気まずそうに目を逸らした。
そんなエースたちも真っ赤だった。
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???絵が上手になりたい???(プロフ) - 色々と好きです。口調とかもちゃんと合ってるし、内容も面白いのでもっと伸びるべきだと思います。憧れです。これからも応援させて頂きます。頑張ってください! (2023年2月23日 22時) (レス) @page7 id: 9ad4f58c08 (このIDを非表示/違反報告)
何でも神という人 - 神、クルーウェル先生の口調あってると思いますよ?違和感感じませんでした、とってもいい内容ですごいと思っています!これからも頑張ってください (2023年2月20日 12時) (レス) @page45 id: 7833b75180 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:翠彗(すいすい) | 作成日時:2023年1月8日 17時