デート旅行3 ページ18
注文して雑談したり、ドリンクバーで飲み物選んで飲んだりして待っていると、沢山の料理が次々と並べられる。
これらのほとんどはしきかんどのが食べる分で、普通じゃ絶対に食べきれない。
あ、そういえばスプーンとかフォークは普通に付いてきたよ。
よかったよかった……。
「いただきます。じゃあ、食べよ」
「そうだな」
そう言ってしきかんどのはフォークを使って、もぐもぐと食べていく。
食べるスピードは普通だけど……そんなに食べれるの??
八つ橋も結構食べてたけど……。
私は少し心配しながら食べて、まぁ先に食べ終わった訳だけども。
しきかんどの、食べるスピード落とさずに3人分に突入した……。
「結構しきかんどのって食いしん坊なんだね」
「……メカキマイラの時は、そもそも食欲というものは無かった」
「えっ………じゃあ何でそんなに食べれるの?」
「こうして生きている事の代償だろうな、とてもエネルギーの燃費が悪いらしい。昨日の夜は、クラウスとリュカの母親……。
事実上はこの体の親でもある女に、食事を貰ったんだが……」
「全然足りなかったんだね」
「とても驚かれた」
私はじっと推しが食べているところを見ていたけれど、やっぱりおとこまえは何をしても絵になる。
素敵という言葉意外が、まったく思い浮かばない。
やっぱり周りからも見られてはいるけれど、しきかんどのは慣れているみたいで。
ほとんど気にしていなかった。
そしてしきかんどのと目が合うと、しきかんどのからとても熱のこもった視線を向けられる。
けれど何故か、私はその視線をじっとは見ていられなかった。
「……好きだ」
少ししきかんどのから好きって言われるのには、慣れてはきてた。
でも状況とか言ってくる感じや、雰囲気が違くて。
前は好きだからそれを沢山伝えてるっていう感じだったけど、いや今回もきっとそうだけど……。
なんか少しだけ緊張する。
「ん、ありがと。それよりも口の周り汚れてる」
私は紙のナプキンでしきかんどのの口の周りを拭きながら、こういうところは年相応さを感じていた。
そしてその後のデザートを堪能して、少し雑談した後からまた観光スポットを巡っていた。
その時の事だ。
偶然、私が中学の頃に通っていた制服の子達を見つけてしまっていた。
……今日修学旅行の日だったんだ。
そう思って私は中学の日々を思い出す。
ナツルは今頃何しているんだろう。
「A、どうした?」
「いーや? 別に何も」
2人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リスタ - 誕生日ですか!おめでとうございます!オリビア「おめでとう♪」ドーリア「おめでとう。素敵な日々になれると良いな。」リスタ「おめでとうさん♪ゆっくりもお祝いするぞ♪」オリビア「リュカ達は女の子にアピールされたら、どうするのかな?」カルリ「おめでとう。」 (2021年6月22日 0時) (レス) id: 85e8ed9632 (このIDを非表示/違反報告)
水性さん(プロフ) - 今日はあほの誕生日、明日はエッなやつが出せるように頑張ろう。 (2021年6月21日 22時) (レス) id: fcb6599f46 (このIDを非表示/違反報告)
リスタ - リスタ「しきかんどのよ…。リュカの事…どう思っているんだ?」オリビア「兄弟揃って恋してるのね…♪」リノア「リュカも夢主と結婚したい気持ちは分かるけど、しきかんどのも結婚したいのね。」リスタ「更新は頑張ってよ♪無理はしないようにね。」 (2021年6月17日 15時) (レス) id: 85e8ed9632 (このIDを非表示/違反報告)
リスタ - 今度はリュカとのデートですか…。ナツルを助ける為に来たんですね。カルリ「リュカとのデートがちょっとシリアスらしいわ。」ドーリア「しきかんどのは、どんだけ夢主ちゃんを守りたいんだ?他の男から守る為か?」 (2021年5月22日 0時) (レス) id: 85e8ed9632 (このIDを非表示/違反報告)
水性さん(プロフ) - リスタさん» きっと夫婦でイチャイチャしていることでしょう。これからはもっとギリギリを攻めていきたい。それで男の子はアルバス、女の子はルミリア……とかかな。名前はMOTHERワールドに合わせてる。更新頑張るます。 (2021年5月1日 0時) (レス) id: fcb6599f46 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:水性さん | 作成日時:2020年9月16日 13時