・続々・ ページ21
＿＿＿…
｢先程､あと何ヶ所か見せて貰ったけど…同じような傷が沢山…音寧ちゃんは､日常的に虐待を受けている｣
大我｢そんな…｣
｢大我､私がわざわざこんな事だけを言うつもりで呼んだ訳じゃないの…わかるよね？｣
大我｢はい､｣
｢音寧ちゃんの家だって､一応マフィアの傘下｡音寧ちゃんのご両親はどんな人か教えてくれる？｣
大我｢分かりました｣
｢さて…ここからは危険な話しになるから､音寧ちゃんそこの帽子のおにーさんと一緒にわかばパークに戻ろうか｣
音寧｢わかった｣
｢大丈夫､おねーさんも大我おにーさんもそこの帽子のおにーさんもみんな音寧ちゃんの味方だからね｣
頭を撫でてあげると､喜んでくれた｡
2人が出たのを確認して､もう一度大我に向き合う
｢さて､話してくれる？｣
大我｢…音寧の父親は､警察の上の方で｡だいぶ稼いでいるようですよ｡あと…母親の方は､元々こっちの世界だとか｣
｢へぇ｣
大我｢こっちにいた頃は､何度も犯罪を繰り返していたんですけど､夫の権利でその犯罪歴全てを消したようですけどね｡あの2人…クズの癖して理想が高い為､音寧が言うこと聞かないと直ぐに怒ってはいました…まさか､手を出しているとは思ったませんでしたけど｣
｢なるほどね｣
大我｢あと､これは確実じゃないんですけど…音寧前に俺に｢お母さんとお父さんが白い薬を飲んで､注射しているのを見た｣と言ってきたんです｡しかも､その後上機嫌で普段なら怒られる音寧の行動も何も言われなかったって｣
｢やってる可能性高いね｣
大我｢はい｣
｢いくらマフィアとはいえ､ヤクを使うのはポートマフィアでは禁止しているから…これはキツーくやんないとね｣
大我｢…あと､音寧の事なんですけど｣
｢これからの事は心配しなくていい､マフィアが音寧ちゃんを庇う｡これからは大我の家に住ませてあげたら解決だ｣
大我｢！はい！｣
｢大我､あの可愛いプリンセス…守りなよ｣
大我｢もちろんです｣
さて…新たな仕事だ
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作者名：Maya☆ | 作成日時：2019年8月26日 21時
