空のような眼をしている君に【青】

高積雲 ページ8

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「えっ？」

　思いがけない言葉に、口から言葉が出る。

　そんなことない。

　だって、昨日も話したし、一緒に帰ったし。

　子供のいたずらだ。

　きっと、僕で遊んでるんだよ。

　大丈夫。

　Aちゃんは、仕事の都合で来られないだけ。

　少しだけ。

　子供のいたずらに付き合ってあげよう。

「そうなの？じゃあ、お姉ちゃんはどこ行ったのかなぁ？」

「えへへ〜。でも、昨日この町に来たのは、お兄ちゃんだけだってことは本当だよ！」

「そうかぁ。」

　子供って、こんなに嘘つくっけ？

　いや、でも。

　可笑しいことがありすぎる。

　だから、子供のいたずらでしょ。

「お兄ちゃん、絶対僕のこと信用してないじゃん！良いもん！おじいちゃんに聞けば分かるもん！」

「あっ、うん。分かった！分かったから！」

　子供がこんなに必死になるの？

　待って？どういうこと？

　僕、弟も妹も居ないけど、従兄弟の小さい子見てたからわかる。

　こんなにいたずらに必死にならない。

　もしかしてこれって,,,,,,,,,,,,,,,,



















　本当のこと？

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