まさかの(ストリウスの本[47ペ ジ目]) ページ3
「あぁぁああ、ちょ、ストリウスさん、大丈夫です。私はこの本に綴られた貴方の想いなんて知りませんから!!!」
「全部知ってるじゃないですか……」
呆れたようにストリウスはため息を吐く。
「ならば……私の願いを叶えて貰いましょうか?」
「へ?」
ストリウスはその本を手に取り、ページを捲る。
「47ページ、9行目。こちらを読んでください」
「Aさんとしたいこと……キス、ハグ、どうせ……同棲!?」
「キスには突っ込まないんですね……」
慌てふためくAを、ストリウスは後ろから包み込む。
「こんなこと、してみたかったんですよ……貴方と」
勝手に人の本を見てしまったAも反省した。が、
「な、なんで同棲とか……」
「ふふ、これからよろしくお願いしますね、A」
「急に呼び捨て……とは……」
ストリウスとの生活は始まった。
ストリウスをドキドキさせた。1→←ストリウスの本[2ページ目]
7人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
海之ちゃん(プロフ) - 私もメギド最推しはストリウスちゃんなんですよ。(続き待ってます!) (2020年10月15日 12時) (レス) id: 485df7daa3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:綾香 | 作成日時:2020年9月9日 17時