【名前変換オリジナル】 幼馴染と私と彼と・・・。

Story13 ページ13

でも、その人は離してくれなかった。

それどころか・・・


「・・・誰だ？そいつを消したら、俺と付き合ってくれるよなぁーっ？」


この人、何かおかしい・・・。


それは倉間と秋も気づいたようで・・・。


秋「Aを離してっ！」


倉間「ちっ・・・」


そう言いながら、倉間は私のところに来て・・・


倉間「行くぞっ・・・」


つかまれていた手を強引に離した。

この展開は相手も予想しなかったようで・・・。


「うわっ・・・お・・・おいっ！」


私は自由になれた。


秋「Aっ！早く行くよっ・・・！」


倉間「ほらっ・・・」


私は今度は倉間に腕をつかまれ、階段の方に戻っていく。

その手はさっきの人みたいに、怖くなくて。。

何か『守られてる』って感じがした。。


「おいっ・・・待てよっ・・・」


安心したのは束の間で、後ろからあの人が追いかけてきた・・・。


秋「振り切るわよっ！Aっ、倉間！」


倉間「・・・当然っ」


と、今度は逃走劇が始まったのでした。。

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