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次に意識が戻ったのは、自分の部屋だった。
時刻は午前8時。
うん、出発は8時15分。完全に寝坊だね。
皆用意をしてるんだろう。
あちこちから慌ただしい足音が聞こえてきた。
歌「Aちゃん、起きてる?!」
貴「今起きました!!」
歌詞さんが凄い形相でドアを開けた。
私はその場で土下座して歌詞さんに答えた。
幸いくせ毛ではないのできがえて顔洗ったら降りれる。
良かった。
貴「すぐ行きます!」
歌「よろしく!」
その後は手早く用意を済ませて下へ降りた。
時刻は8時13分。うん。ギリギリセーフ。
ア「あ!Aちゃん!
良かったー!珍しいね。昨日寝れなかったの?」
色々あって寝れなかった。
なんて言えないので曖昧に笑って答える。
と、横から抱きつかれる。
誰かと思えば見慣れたホスト系男子さん。
l「おはよ!これ朝ごはん!車で食べて?」
貴「わ、これサンドイッチ?」
luzくんは大きく頷く。
私の顔には自然と笑みが浮かんだ。
貴「ありがとう!!
私luzくんのサンドイッチ大好き!」
luzくんはしばらく固まると、
私の頭を撫でた。
その後照れたようにはにかんで、
「そういうの禁止。」とデコピン。
地味痛い…。
そ「そろそろ行くぞー!」
『はーい!!』
遂に、ライブが始まる。
私は初めて感じる高揚感を押さえ込んで、車に乗り込んだ。
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あーら@夜行性極めたい(プロフ) - コミュ障のこみゅ@美術部員さん» ありがとうございます!続編も頑張りますねっ! (2017年8月28日 7時) (レス) id: e59c7036a4 (このIDを非表示/違反報告)
コミュ障のこみゅ@美術部員(プロフ) - あ、すいません、誤字ありました。呼は読です。 (2017年8月28日 6時) (レス) id: e6d185f329 (このIDを非表示/違反報告)
コミュ障のこみゅ@美術部員(プロフ) - おお!続編ですか!いつからこれ呼んでたかな‥‥あ、続編も頑張ってください!見に行きますね。 (2017年8月28日 6時) (レス) id: e6d185f329 (このIDを非表示/違反報告)
期限切れ(プロフ) - あーら@夜行性極めたいさん» おぉ!やった!無理しないでいいからね!楽しみに待ってるよ!続編も絶対見るね! (2017年8月27日 23時) (レス) id: 2f6dfeca9e (このIDを非表示/違反報告)
あーら@夜行性極めたい(プロフ) - 期限切れさん» わ、ありがとう!書いてみよっかな…!多分続編になっちゃうけど絶対書くね! (2017年8月27日 22時) (レス) id: e59c7036a4 (このIDを非表示/違反報告)
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