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貴「…っ…あ、の…」
E「…好き、好き。」
何度も繰り返される言葉に心臓が暴れる。
思考回路はとっくに機能してなくて、頭の中はぐちゃぐちゃと色んな想いが混ざってしまっていた。
貴「なん、で…私なんか…」
E「そんな事言わないで。
Aの好きなとこ、いっぱい言ってあげよっか?」
貴「遠慮します。」
笑顔で首を傾げるEveくんはどことなく可愛いくて、
それでもやっぱりかっこよくて。
なんで?
なんで私のこと?
嬉しい…けど恋愛感情的な「好き」は無い。
でもEveくんだって大切な友達。
大好き…だけど。
貴「ごめんなさい…わからないの。」
E「…うん。」
私がそれだけ絞り出すと、Eveくんは優しい声で頷いてくれた。
…それに私の胸は痛みを訴えて。
貴「私の気持ちのはずなのに、
私もわからないの…この気持ちが何なのか。」
E「…慌てなくていいよ。
ゆっくりでいい。…それで、その気持ちが何か気づいたら俺に教えて?」
俯いた私の顔を、Eveくんの大きい手が包んだ。
そのままクイッと顔をあげられて。
月明かりに照らされたEveくんの顔は少し赤く見えた。
E「…へへ、熱いね。Aのほっぺた。」
貴「…うるさい。」
…いつか、ちゃんと答えを出さないと。
灯油さんも、Eveくんも。
luz君とだっていつかはこの関係を終わらせないといけない。
…nqrseのことだって、まだ解決した訳じゃない。
E「…花火、戻ろ?」
貴「あ…ごめん、私顔冷やしてくる!」
私はそれだけ言うと、花火をしている場所とは逆方向に歩き出す。
Eveくんは苦笑いしつつ「伝えとくねー」と花火に戻った。
今日は晴れてる。
きっとここよりあそこのほうが…。
私はそんなことを考えながら足を進めた。
「秘密の場所」に。
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あーら@夜行性極めたい(プロフ) - コミュ障のこみゅ@美術部員さん» ありがとうございます!続編も頑張りますねっ! (2017年8月28日 7時) (レス) id: e59c7036a4 (このIDを非表示/違反報告)
コミュ障のこみゅ@美術部員(プロフ) - あ、すいません、誤字ありました。呼は読です。 (2017年8月28日 6時) (レス) id: e6d185f329 (このIDを非表示/違反報告)
コミュ障のこみゅ@美術部員(プロフ) - おお!続編ですか!いつからこれ呼んでたかな‥‥あ、続編も頑張ってください!見に行きますね。 (2017年8月28日 6時) (レス) id: e6d185f329 (このIDを非表示/違反報告)
期限切れ(プロフ) - あーら@夜行性極めたいさん» おぉ!やった!無理しないでいいからね!楽しみに待ってるよ!続編も絶対見るね! (2017年8月27日 23時) (レス) id: 2f6dfeca9e (このIDを非表示/違反報告)
あーら@夜行性極めたい(プロフ) - 期限切れさん» わ、ありがとう!書いてみよっかな…!多分続編になっちゃうけど絶対書くね! (2017年8月27日 22時) (レス) id: e59c7036a4 (このIDを非表示/違反報告)
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