【進撃の巨人】潔癖症な彼と過眠症な彼女【リヴァイ】

第29話 不機嫌* ページ32

リ「……」




ハ「リヴァイ」




リ「……」




ハ「ねぇ、リヴァイ」




リ「……」




ハ「何でそんなに怒ってるの？！」




リ「話しかけるな」




ハ「リヴァイ班、そんなに嫌なんだ？」




リ「他人を守りたいって言う奴、嫌いなんだよ。
そういう奴に限ってすぐ死ぬ。
自分の命も守れねぇ奴が他人の命を守れるわけがねぇだろ」




あ？


何でこんなに不機嫌だって？




それは…


〜遡ること数分前〜




食堂でハンジと朝食を食べていた時…







・







「リヴァイ兵長ですよねっ？？」




知らない女がニコニコしながら声をかけてきた。



その後には男が3人。




まぁ正確に言うと…

【会った事があっても、記憶に残ってない奴ら】




だから思わず、




リ「あ？」




冷たい態度をとった。




グ「申し遅れました。
明日(ｱｽ)、リヴァイ班として兵長と共に行動させていただきます。グンタ・シュルツです」




ペ「私はペトラ・ラルです！
さっきはいきなり声をかけてすいませんでした！」




エ「俺はエルド・ジンです。
よろしくお願いします」




オ「オルオ・ボザドです。
よろしくお願いしまーす」




ペ「ちょ…っ、オルオ！！」




オ「なんだよ」




エ「お前は“礼儀”というものを知らないのか？」




グ「はぁ、まったく…」





オ「じょっ、冗談に決まってるだろーが！」





リ「………」





班やAのこともあってイライラしていた俺は4人のやり取りを睨みつけていた、らしく…



ハ「……ちょ、リヴァイ！
顔！顔が凄いことなってるよ！((ｺｿｯ」




俺の隣に座っていたハンジが小声でそう言って気づいた。









・









ペ「あ、あのっ！
明日は頑張りますのでよろ…「明日(ｱｽ)はお前らの好きなように動け。俺は一切指示しない」」






こいつの言葉を遮って言ったのは、班の奴らに



“一番言っておきたかったこと”だった。





「「「「……えっ？？」」」」

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