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Log494 トウヤside ページ48

俺は直継師匠のことも、シロエ兄ちゃんに劣らないくらい好きだ。

年齢差を感じさせないような気さくな性格でありながら、頼りがいのあるナイスガイだ。

男はあれくらいタフでなければ、と、俺は思う。


その師匠の教えを受けた身としては、戦闘への挑戦意識は強い。


――いずれはダンジョンにデビューして、一人前の〈冒険者〉への道を踏み出す。


そう意識していなかったと言えば、嘘になる。


トウヤ「よっし、ミノリ!
やるぜ!
明日から【ラグランダの社】だっ!!」

ミノリ「ったく。
トウヤったら。
……もう。
わたしだって絶対一人前になってみせるんだからっ。」


ミノリも覚悟を決めたのか、凛々しい表情で俺を見つめる。


俺達はお馴染みになった拳骨を合わせる挨拶をする。


ザントリーフの夜の校舎で、パチパチとたき火の炎が爆ぜ、明日から始まる訓練に向かう新人プレイヤー達の決意と覚悟を祝福しているようだった。

☆★☆
2019/11/22

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設定タグ:ログ・ホライズン , エルダー・テイル   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:豆乳ココア | 作成日時:2019年11月9日 23時

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