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あの日から

おばあちゃんのミシンの音が寂しくなった

ミシンの側には揃えられない枕の部品が山のように積み出した


あの日から

あなたのベッドを使い

あなたの部屋は勉強部屋に


あの日から

畳十畳の部屋に言仰が響かなくなった


あの日から

卵が全て無傷になった


あの日から

授業のひまわりという小説が嫌いになった


あの日から…

「おじいちゃん」


あの日から……

「おじぃ…ちゃ…ん」


あの日から………


私…


おじいちゃんはわたしに何を残してくれたの?


「それ…」

「なに?」

「歩美が抱き抱えてるそれ」

「…おばあちゃん“それ”って、ランドセル?」

「そう、サンリオのマイメロディのランドセル…おじいちゃんがお金を出したんだよ」


「それに…」

「…?」執筆状態:連載中







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設定タグ:バットエンド , 過去   
作品ジャンル:エッセイ/日記, オリジナル作品
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作者名:ayumiのネタ帳 | 作成日時:2016年9月10日 20時

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