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#16 ページ16

「Aさん、起きてください」





「ん…」




目を開くと、眩しい光が飛び込んで来て反射的に目を瞑った。

起き上がりながらそろそろともう一度開ける。





「…新八くん…」





「もう、どうしてこんな所で寝てたんですか?風邪引きますよ。さ、もう直ぐ朝ご飯食べますから、座っててください」





テーブルの上には、朝ご飯があった。

今、何時だ…?





「新八くん、今、何時?」





「今ですか?えっと…8時過ぎですね」





2時間近く眠ってたのか…





「銀さんと神楽ちゃんは?」





「まだ寝てますよ。今から起こしに行くんです」





「そう…」





「あ、起こしに行く間に顔とか洗ってきてくださいね」と言い残し2人を起こしに行った新八くん。





「…っうわ」





洗面所に行き鏡を見れば、私の目は赤く充血して瞼も少し腫れていた。

…新八くんは、これを見ても何も言わないでくれてたのか…気ぃ使わせちゃったな。





「っ何時までもくよくよしてるなんて私らしく無いッ!」





パシッと頬を軽く叩き、顔を洗う。





「瞼も腫れてるけど、2時間近く眠ってたお陰か結構収まってるし…少し冷やせば良いかな」





居間に行って持って来るのも面倒くさかったので、タオルを拝借して目を冷やした。





「…うん。これで良いや」





リビングに戻ると、銀さんと神楽ちゃんも起きていた。

神楽ちゃん頭ボサボサ…





「おっせーよ。どんだけ時間掛かってんですかコノヤロー。お陰で腹の虫鳴りまくりだよ」





「お前だって起きたのついさっきだろーが!!」





寝起きだからか何時もよりダルそうな目。

…優しい眼。





「…仕方ないでしょー。女の子の朝は大変なんですぅー」





「…そーかい」





銀さんも、何か気付いたのかな。

…まぁ、良いや。





この私の大切な友人達は、何が何でも、守り通す。

____...例え、私が犠牲になったとしても。

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麒麟(プロフ) - ネタが多くて面白いです (2016年12月25日 13時) (レス) id: b0311b2dea (このIDを非表示/違反報告)
ことりのおやつ(プロフ) - 亜梨朱さん» はいっ!!(`・ω・´)キリッ (2015年8月30日 23時) (レス) id: 31c11abceb (このIDを非表示/違反報告)
亜梨朱(プロフ) - 頑張ってください!! (2015年8月30日 23時) (レス) id: e7a369f580 (このIDを非表示/違反報告)
ことりのおやつ(プロフ) - 亜梨朱さん» ありがとうございます!!合作も見て下さったんですね!ありがとうございます!!頑張ります!ヾ(*´∀`*)ノ (2015年8月30日 23時) (レス) id: 31c11abceb (このIDを非表示/違反報告)
亜梨朱(プロフ) - めっちゃ面白いです!二つの血を引いた姉も見ました!更新ファイトです(o^∀^o) (2015年8月30日 23時) (レス) id: e7a369f580 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ことりのおやつ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Sougo09201/  
作成日時:2015年6月27日 21時

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