251.修羅場なのは私だけかな ページ19
アイドル科を練り歩いていたら、突き刺さる視線視線視線。
『………』
あ〜もう、うっとおしい!!
何か言いたい事があるなら直接私にいえばいいのに!
「ねぇねぇセリリン、ワカメさんに告白されたって本当〜?」
そうそうこんな感じ、に………
『うわっ!?あ、明星君!?!?』
明「やっほ〜セリリン☆」
唐突にかけられた声にビックリした。ていうか、隣からだよ。え、気配なかったよね??
ていうかさ、
『何かすんごく尾びれついてるんだけど…』
明「仮面で顔見えないけど、何かどんな表情してるか想像つくね」
キラキラした笑顔でそんな事を言う明星君。とりあえず、この手の話はもういいよ。
『とりあえず、明星君が思ってるような告白はされてないからね。じゃあ、私ちょっと用事があってｰｰｰ』
明「あ!ちょ、そっちは」
明星君には悪いけど、ここは撤退させてもらおうじゃないか。
素早く回れ右をして、そうして私はすぐに後悔した。
あぁ、明星君が止めてたのはこのせいか。
あ「あ、セリエさん。こんにちは!」
零「………」
『あんずちゃんに零さん……』
そう、そこいたのはあんずちゃんと零さんで。
立ち止まって話をしていた為か、2人が近づいていた事に気付かなかった。
あ〜最近よく見る組み合わせの2人か。
あんずちゃんには悪いけど、今はこの組み合わせを見たくなかった。
あ「そういえばセリエさん。昨日は体調悪かったんですか?」
『え?どうして……て、あ〜。ごめんね、Knightsのレッスンの事だよね。ちょっと渉の所に用事があってね』
そう言えば昨日のKnightsのレッスンは、ただ休む、としか連絡を入れてなかったのを思い出して。
あ「そうなんですね!体調を崩されたとかじゃないなら良かったです!」
うゔ……あんずちゃんの優しさが目にしみるわ…(ﾎﾛﾘ)
あ「あ、そうだ明星君!今日のレッスンの事なんだけどねｰｰｰ」
それからあんずちゃんとちょこっと話したら、今度は明星君に話しかけていて。
迷惑になると思ったのか、2人は私達から少し離れた位置に行った。
零「……」
『……』
何これ気まずっ!!!
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日和 - 最後まで読みました！もうすっごい素敵でした！番外編も読みたいです！待ってます！ (2020年2月4日 9時) (
レス) id: 972516cad5 (このIDを非表示/違反報告)
松並ゆの(プロフ) - 日和さん» ありがとです！物語ももうクライマックス、最後までお楽しみ下さい♪ (2020年1月29日 18時) (レス) id: c69e9f8b84 (このIDを非表示/違反報告)
日和 - すごく面白いです！続きがとても楽しみです！ (2020年1月29日 14時) (レス) id: 972516cad5 (このIDを非表示/違反報告)
松並ゆの(プロフ) - 白雪さん» コメントありがとです!時間はかかりますが、ちゃんと更新しますのでもう少しお待ちください…♪ (2019年11月6日 22時) (レス) id: 5fc703e917 (このIDを非表示/違反報告)
白雪(プロフ) - 面白いです!更新待ってます! (2019年11月5日 0時) (レス) id: 567a821487 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：松並ゆの | 作成日時：2019年3月8日 23時
