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4. ページ4

天月side

涙で滲んだ視界の中に入ったのはキミが置いて行った、たばこ。

俺の大嫌いなものなのに

火をつけてしまった______


天月「アマイツキ…か」

何でこのたばこを吸ってたのかだけは教えて欲しかった。

死んでしまうなら…それだけは教えて欲しかった。
それだけで、俺は特別感を抱いてしまうのだろう。


でも…でもなんで………









キミの匂いがした。キミの匂い。

少し、甘いそして苦いそんな匂い______



一口吸ってしまった。

天月「スゥ……」

でも、


天月「…ゲホッゲホッゲホッ」

やっぱり噎せた。


天月《なんでたばこなんか吸うの?肺炎になっちゃうかもしれないんだよ?》

《えぇーそれはね、大人みたいでカッコいいじゃん!なんか大人な女の人っていいよね!》

天月《えーなにそれww分かんなーいw》

《あまちゃん、吸ったら今よりもっと男らしくなるんじゃね?》

天月《うーん俺、こんまんまがいいなぁ》



どうしてたばこを吸うの?



それは______彼女が大人に憧れていたから。

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チェスト(プロフ) - かのこゆりさん» ありがとうございます!!レスが遅れてしまい申し訳ないです!!コメント本当に感謝です!!伝えたかった事が伝わってくれたのなら…幸いです。ありがとうございました!! (2018年10月7日 18時) (レス) id: 579d6c2eb3 (このIDを非表示/違反報告)
かのこゆり - お久しぶりです!ダメだ、もう泣いちゃいますっ…。書き方が上手すぎて、こんなに短いのにまとまってて、想いがひしひしと伝わってきて…。本当に感情移入しちゃいました。これからも素敵な作品楽しみにしています! (2018年10月7日 17時) (レス) id: 459f75f8c6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:チェスト | 作成日時:2018年10月6日 23時

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