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天月side
「もっとちゃんと俺をみててよ。
もっとちゃんと_______。」
俺がこんなこと、言わなければキミは未だここにいたかな？
「もっとちゃんとキミをみてれば、
もっとちゃんと_______。」
少し苦い、匂いに泣けた。
天月「うあぁぁぁぁぁっ！！……うあぁぁ、…あぁ…な、んで！！……どうして…！！ゔぅ……」
・
・
・
《ご、めん……あま、ちゃ、…もう、駄目、だ》
天月《何言って……》
《迎え、……きちゃ……た……だい……す、き…
だ、……よ……あ、ま…ちゃ……》
あまちゃん。
キミが生きている中で何度そのあだ名で呼ばれただろうか。
《わ、…す……れて……い、い……よ…わ、…た…し……の…こ、と……な、……ん…か……》
天月《忘れる訳ないじゃん…大好きな人の事》
《そ、……っか…た……ば…こ………す…て……な…い…で…ま、だ…す…い…お…わ………て…な
い…か……ら…さ…》
天月《捨てない、吸いたいなら生きてよ。
俺、Aが居なくなったら一人で生きていく自信なんてないよ…だから……だからっ！！》
《だ、…い……す…き、…あま…ちゃ、……》
やっぱり俺はたばこなんて大嫌いだ。
俺はまだ死ねない。死にたくない。
だって一人が嫌で、死んでキミに会いに来たとか情けないからさ。
だから、だから……
胸張って会いに来たって言える日を______
《あまちゃん！大好き！》
天月「忘れてやらないし、俺の方が大好き」
たばこは俺が大嫌いなものなのに。
彼女は好きだった。
俺も、一度吸ったら噎せた。
でも______
俺が死ぬまでにキミが残していったたばこ、
吸い終わったらいいな。
E N D.
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チェスト(プロフ) - かのこゆりさん» ありがとうございます！！レスが遅れてしまい申し訳ないです！！コメント本当に感謝です！！伝えたかった事が伝わってくれたのなら…幸いです。ありがとうございました！！ (2018年10月7日 18時) (
レス) id: 579d6c2eb3 (このIDを非表示/違反報告)
かのこゆり - お久しぶりです！ダメだ、もう泣いちゃいますっ…。書き方が上手すぎて、こんなに短いのにまとまってて、想いがひしひしと伝わってきて…。本当に感情移入しちゃいました。これからも素敵な作品楽しみにしています！ (2018年10月7日 17時) (レス) id: 459f75f8c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チェスト
| 作成日時：2018年10月6日 23時
