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アザミは、静かに口を開いた。






「………なんとなく、わかっただろう?」









「…うん。僕は、」









"この世界にある小説の主人公"なんだ









アザミは、言葉を続ける。









「…はっきり言う。真冬は、この小説の主人公なんだ。」









アザミは、そう言い切った。







俄に信じがたい話。






僕が小説の主人公だなんて。






でもね、アザミ。









「……ん。アザミ、今更だけどなんで僕が君の名前を知ってるんだと思う…?」





するとアザミはキョトンとして、何か考える素振りをして、「そう言えば…」と声を漏らした。








僕はクスッと微笑むと、アザミの顔を見て、話を始めた。









___「って、ことなんだよね。」









全部話終わった後のアザミの顔は、信じられないとでも言うような顔をしていた。

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月川そら - リンさん» コメ返しとても遅くなってしまってすみません!ありがとうございます! (2018年1月10日 19時) (レス) id: ef152f27b1 (このIDを非表示/違反報告)
リン(プロフ) - 面白いです!これかれまふくんがどうなるのか、楽しみです! (2017年12月16日 12時) (レス) id: 82e306e30c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月川 そら | 作成日時:2017年12月2日 17時

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