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マヤside
部活のバスでは赤司に譲るつもりが、急いでいるのか来た順番に乗れといわれ、少し遅くなったマネ2人で隣同士に。
悪い、赤司w
貴)「 ねぇねぇマヤちゃんマヤちゃんっ!今日の試合楽しみだね!早く着かないかな!」
マヤ)「 それな!まぁ、ウチが勝つけどなー 」
にしてもAはカラ元気というか。
そんな中、相手校に到着した。
〜〜〜
無事に試合は終わった。
うん、赤司くんいつも通りかっこ良かった。
今日は話せるかな…
マヤちゃんはアシスタントコーチとしてベンチに入っているから、水道を借りて1人でスクイズ(←ボトルの事です)を洗っていると、
「 ねェ、君ぃ〜、何高の子〜?え!?めっちゃ可愛いじゃん!俺らとさ、遊ばない?」
相手校の男子生徒3、4人が絡んできました。
バスケ部では無いみたい…
貴)「 あの…私これ洗ってるんで…まだ仕事も残ってるしごめんなさい。」
「そんくらいいいだろ、真面目かよw 」
また別の人に言われるけど…いや、真面目ですよ?だって仕事しない人なんて部に必要ないでしょ?
「 君、彼氏はー?」
彼氏…
その言葉で、
『飽きたんじゃない?』
『Aちゃんのせい』
『赤司君が可哀想だよ!』
『解放してあげようよ』
ぐるぐると嫌な言葉が頭の中に 繰り返し 繰り返し 繰り返し 繰り返し…
『赤司君に必要とされてないんだよ!』
あ…………
私……本当に
彼女って言ってもいいの…?
「 へー!こんな可愛いのにいないんだ!ラッキー!じゃあさ いいじゃん!俺らと仲良く遊ぼうよ!」
腕を掴まれている。
痛いなぁ…
自分の事なのに何処か他人事で
…もう分からない。
私の腕を掴んだ手を誰かが払いのけた。
「 おい、あたしの大事な親友だ。離せ。」
「 はぁー?何ー?別に良くね?…お!てか、君も可愛いじゃん!君もおいでよ〜 」
マヤ)「 ふーん…あっそ。
…ほらおいで、行くよ。」
マヤちゃんは男子生徒達に有無を言わせず、スクイズをカゴに入れて、私の手を引いてバスへ連れて行ってくれた。
ーーー
マヤside
マヤ)「 A…彼氏って聞かれた時赤司の名前出せばこんな事にはならなかったろ?」
貴)「 ごめんなさい。」
バスの椅子に座ったAはポタポタ涙を流して…
あんまり相手をおちょくるのは好きじゃない。だから、さっきはさらりと返したけど。
マヤ)「 ちょっと待ってて。」
取り敢えず赤司を呼びに行った。
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ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 祥吾様の小説も書いて欲しいです (2019年3月2日 10時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
さぁーちゅ(プロフ) - 愛姫さん» ありがとうございます!拙い文章ではありますが、今後ともよろしくお願いします!欲を言えばツイッターも見てもらえたら……!!! ……はい、嘘です。調子に乗りました。← こちらでもイラストもどんどん描いていくつもりですので、応援よろしくお願いします(o^^o) (2019年1月3日 14時) (レス) id: 5fd30f6443 (このIDを非表示/違反報告)
愛姫(プロフ) - さぁーちゅさん» はい!キュンキュンしてにやけながら読んでました笑喜んで読ませていただきます! (2019年1月3日 12時) (レス) id: ce85907fc6 (このIDを非表示/違反報告)
さぁーちゅ(プロフ) - 愛姫さん» 本当ですかー!?嬉しいです、ありがとうございます(o^^o) 番外編もあるので宜しければそちらも是非。 (2019年1月3日 7時) (レス) id: 5fd30f6443 (このIDを非表示/違反報告)
愛姫(プロフ) - キュンキュンしました! (2019年1月3日 2時) (レス) id: ce85907fc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さぁーちゅ | 作成日時:2018年9月11日 20時