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写真も満足したようで、征くんは椅子に座ると手招きした。
赤)「 ほら、おいで?」
呼ばれた。そのまま征くんの元へ向かったら
赤)「 猫は二足歩行しない。あと、猫語を使うこと。良い?」
私人間だもん!猫語って恥ずかしい!!
貴)「 わかった…にゃぁ…///// 」
小さな声でそう言うと、四つん這いで征くんの足元に行きちょこんと座って顔を見る。
赤)「(上目遣い…可愛い )ふふっ、捨て猫みたいだな。じゃあ、僕が飼い主になる設定ね。猫役ちゃんとしてね?」
ほらね、やっぱり!嫌だけど断ったら何されるか。
こくんと頷き、素直に従うと、征くんの足に頭を擦り付けてみる。本物の猫ってこんなのかな?
赤)「 うん、上手。
こんな所に捨て猫がいるね、可愛いね。」
なでなでしてくれる。これ好きだなぁ
赤)「 おいで 」
膝に乗せられ後ろからぎゅっと抱き締められた!
やばいやばいやばいやばい!!
お腹とか背中とか出てるからっ…!!肌が!!
恥ずか死ぬ…!!
赤)「 猫ちゃん?名前何にしよっか?」
耳元で囁かれてくすぐったい!
というか征くんが猫ちゃんって!!聞いた!?ねぇ今の聞いた!?まぁ可愛い!もぅ可愛い!!ギャップ萌え…////
可愛すぎて叫びそうになったけど、振り向いて征くんの首元に頭を押し付けて頑張って耐える。
ふぅーー…… 危ない危ない。
落ち着きを取り戻して征くんの首元から顔を離したら、
征くんの顔がちょっと赤い……?
きゅっと口を結んで、ちょっと眉間にしわを寄せて、私から目を逸らして
凄い可愛い顔している。
まるで照れているような。
赤)「 前向け。」
と言われ、前を向いたら後ろから顔を私の首元に埋めてきた。
なんか命令形だし…もしかして本当に照れてる?
赤)「 僕の子猫って分かるようにこれをつけようね。」
と言って首に鈴のついたリボンを着けられた。
新しい設定追加。私は子猫なんだって。
赤)「 名前はそうだな…Aにしようね。気に入った?」
貴)「 気に入ったにゃん 」
普通にごっこ遊びが進行したから、無難に答えておく。
気に入ったも何も私の名前なんだけどなぁ…笑
赤)「 うん、じゃあ僕の家に連れて帰ろう。おいで。」
え、ここ家じゃないの?
また抱き上げられると今度は征くんのお部屋へ。
やっぱり移動するんだ。
赤)「 ここが今日からAの家になるからね。」
新しい設定追加。家はこのお部屋。
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ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 祥吾様の小説も書いて欲しいです (2019年3月2日 10時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
さぁーちゅ(プロフ) - 愛姫さん» ありがとうございます!拙い文章ではありますが、今後ともよろしくお願いします!欲を言えばツイッターも見てもらえたら……!!! ……はい、嘘です。調子に乗りました。← こちらでもイラストもどんどん描いていくつもりですので、応援よろしくお願いします(o^^o) (2019年1月3日 14時) (レス) id: 5fd30f6443 (このIDを非表示/違反報告)
愛姫(プロフ) - さぁーちゅさん» はい!キュンキュンしてにやけながら読んでました笑喜んで読ませていただきます! (2019年1月3日 12時) (レス) id: ce85907fc6 (このIDを非表示/違反報告)
さぁーちゅ(プロフ) - 愛姫さん» 本当ですかー!?嬉しいです、ありがとうございます(o^^o) 番外編もあるので宜しければそちらも是非。 (2019年1月3日 7時) (レス) id: 5fd30f6443 (このIDを非表示/違反報告)
愛姫(プロフ) - キュンキュンしました! (2019年1月3日 2時) (レス) id: ce85907fc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さぁーちゅ | 作成日時:2018年9月11日 20時