16 ページ15
赤司side
帰って、夕食を食べて、風呂に入って、Aと話して…
ここまではいつもと変わらない。
だが、昨日から僕の部屋はAの部屋にもなった。
全く、Aは本当に僕の予想の斜め上を行くね。
可愛い可愛いAを長い間見れるのは良い事だが、
もう高校生だぞ?
僕もまぁその、色々あると言うか なんと言うか。
はぁ…僕の事を信用して、Aとの同居を渋々だが許して下さったAのお父さんに合わせる顔が無いよ。
バレたらAと僕、どっちの親にも叱られると思う。
お手伝いさんは夜になったら帰るから、
実質2人だけで住んでいる様なものだから、そこは問題無いだろう、大丈夫だ。どちらかの親が訪ねて来ない限りはね。
だが、僕が大丈夫じゃ無いんだ!!
毎日毎日Aが可愛すぎて…!!
そろそろ我慢の限界が近いと思う。
貴)「 征く〜ん……ねむたあいー……! 」
僕の隣に座って本を読んでいたAだが、目をこすって、ごねている。かなり眠たいんだろう。
子供みたいだ。
外で呼ばれる赤司くんより、家での呼び方の方が好きだな。
赤)「 ほら…A おいで。」
僕はAの手を引いて、ベットに連れて行き、布団をかけてやった。
貴)「 征くんは…?」
赤)「 え? 」
…なんだ?
貴)「 征くん、寝よ?」
っ!!!!
駄目だ、誤解するな!征十郎!
Aはそういう意味で言ったんじゃない!
赤)「 そうだね、あとで… 」
貴)「 征くん、一緒がいい… だめ…?」
クソッ、可愛い…/////
Aは僕が入って来れるように布団を少しめくっている。
上目遣い…眠たそうな顔…
可愛いっっっ…!
こんなの断れる訳無いじゃないか…!
赤)「 いいよ。Aのわがままは珍しいからね。少し待っててね。」
電気を消して戻るとベットに入った。
するとAがすり寄ってくる。
猫みたいだ。いや、子猫だな。可愛い…/////
いつもより距離が近いのと、初めての出来事に体温も、心拍数も上がっていく。
この状況…
僕はAと結婚したのだろうか ←
貴)「 征くん、お休みなさい…。」
赤)「 ああ。お休み。」
愛おしくなって、頭を撫でていたら
貴)「 ん……征くん…大好きだよ… 」
…眠ったのか?
眠る間際になんて事を…!!
不意打ちを食らった。可愛すぎるだろ!
クソッ、Aのせいで寝れなくなった…!
88人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 祥吾様の小説も書いて欲しいです (2019年3月2日 10時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
さぁーちゅ(プロフ) - 愛姫さん» ありがとうございます!拙い文章ではありますが、今後ともよろしくお願いします!欲を言えばツイッターも見てもらえたら……!!! ……はい、嘘です。調子に乗りました。← こちらでもイラストもどんどん描いていくつもりですので、応援よろしくお願いします(o^^o) (2019年1月3日 14時) (レス) id: 5fd30f6443 (このIDを非表示/違反報告)
愛姫(プロフ) - さぁーちゅさん» はい!キュンキュンしてにやけながら読んでました笑喜んで読ませていただきます! (2019年1月3日 12時) (レス) id: ce85907fc6 (このIDを非表示/違反報告)
さぁーちゅ(プロフ) - 愛姫さん» 本当ですかー!?嬉しいです、ありがとうございます(o^^o) 番外編もあるので宜しければそちらも是非。 (2019年1月3日 7時) (レス) id: 5fd30f6443 (このIDを非表示/違反報告)
愛姫(プロフ) - キュンキュンしました! (2019年1月3日 2時) (レス) id: ce85907fc6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:さぁーちゅ | 作成日時:2018年9月11日 20時