師と弟 ページ14
「それで、今回も確実に始末したかな?」
「まだ、でも今頃……」
寛は腕時計を眺め、指をパチンと鳴らした
___________
先の高速道路にて、横転した車で男は呻いていた。
「うぅ…何だっ…たんだ……」
男がなんとか車からの脱出を試みようとシートベルトに手を伸ばすと、そこにあった何かに触れる。
「ん…?」
手に取ると、それは檸檬だった。
だが、よく見ると…
「なっ!?まさkッ……
___________
「爆発したかな?彼の爆弾は素晴らしいですね。使い勝手のいいし、此方の要望に容易く答えてくれる」
「まぁ、それが彼の優秀な所だよ」
「彼は今何処に?」
「次の任務で出ているよ。人虎を捕まえてもらう為にね…」
「あぁ…」
その話しになると、寛は先程までの笑みが消えてスッと真顔になる。
「何か問題でも?」
「いえ…只、其の取引には余り乗る気になれなくて…相手も相手ですし…」
「でもまぁ、1度で70億も手に入るのだから良いじゃないか」
「その内、金さえ渡せば何でもする溝鼠とでも思われて良いように使われるように成りますよ。僕は、森医師がそんな軽い人には見られたく有りませんからね」
「おや、嬉しいね…ありがとう、鉄幹君」
ポートマフィア暗 殺 者
与謝野寛、別名“鉄幹”
異能力―東西南北―
6人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
∞色(プロフ) - 白さん» あわわわわ!ありがとうございます!外したつもりでいました(汗)気を付けます!御指摘ありがとうございました! (2016年12月2日 0時) (レス) id: d84928d06e (このIDを非表示/違反報告)
白 - 「オリジナルフラグ」が立ったままになってしまっていますよ。尚、二次創作は「オリジナルフラグ」の対象ではないので、外していただければと思います。 (2016年12月2日 0時) (携帯から) (レス) id: d9d0dd6f99 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:∞色 | 作成日時:2016年11月27日 23時